先発狙う中日根尾、納得の39球 好打者の岡林らに切れのある球

ブルペンで投球練習する中日・根尾=北谷

 中日の根尾が先発枠争いに加わるためにアピールを続ける。4日、沖縄・北谷キャンプでフリー打撃に登板し、変化球を交えて計39球。ともに好打者の岡林、上林を切れのある球で押し込む場面を見せ「段階は踏めている」と納得顔だった。

 降板後、高めに抜けるなどばらつきのあった制球面を修正するためにすぐにブルペンへ。上半身が前に突っ込んでいたと冷静に原因を分析し、50球ほど投げて投球フォームを確認。大塚投手コーチは「ちゃんと修正できていた」と評価した。

 投手転向3年目で初の1軍スタート。「僕は先発枠をつかみにいく立場」と自覚し、初日からブルペンで力強く投げる。

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