神奈川・箱根が準V 関東甲信越静囲碁大会

 第61回関東甲信越静囲碁大会群馬大会が4、5日の両日、東京都中央区の「いずみ囲碁ジャパン」で開催され、「神奈川・箱根」(瀧澤雄太、窪庭孝、稲葉一宇、高根宏之、府川浩二選手)が準優勝した。

 実行委員会主催。関東1都6県に山梨、長野、新潟、静岡を加えた都県が持ち回りで毎年開催しているもので、1チーム5人による団体戦。

 今年は16チームが参加(茨城は欠場)。本県からは、主将の居住地域に近い観光地名の「箱根」、「湘南」、「鎌倉」の名称を付けた3チームが出場した。

 競技は変則リーグ4回戦で行われた。ベテラン中心の「神奈川・箱根」は、3回戦で若手主体の「神奈川・湘南」に勝って決勝に進出。決勝では山梨に2−3で惜しくも敗れた。「神奈川・湘南」は3勝1敗ながらもスイス方式の点数計算の結果、3位までに入れず。「神奈川・鎌倉」は2勝2敗だった。

 昨秋、長年にわたり関東甲信越静囲碁連盟の会長を務めた戸塚和夫さんが逝去した。開会式では、後任に現副会長で神奈川県囲碁連盟副会長の松本泰男さんが就任したとの報告があった。

 

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