野党票上積み目指せ 共闘促す団体が集会 15日、横浜

 野党共闘を促す市民らが15日、県民ホール(横浜市中区)で集会「6・15衆参選挙大作戦」を開く。主催する実行委員会が6日、県庁で会見し、7月の参院選について「投票率アップを目指し、野党の比例票を積み上げていきたい」と述べた。

 実行委は安全保障法制廃止などを目的に、国政選挙での野党共闘を求める県民約40人で構成。実行委員長の鷹巣直美さん(39)=座間市=は、野党の県組織などに共闘を呼び掛けてきたが苦戦している実情に触れ「複数区では難しい」と説明。集会については「投票先について結論を出す場ではない。選挙に行かない人にも働き掛け、野党全体で票を積み上げていくことを目的にしたい」と話した。

 集会には、参院選神奈川選挙区(改選定数4)に出馬予定の民進党の真山勇一氏、共産党の浅賀由香氏、社民党の森英夫氏が登壇、民進党の金子洋一氏がビデオ出演する。パネルディスカッションには野党と政治団体「国民怒りの声」の関係者も参加する。開場午後5時、開始同6時。前売り券500円、当日は700円。問い合わせは、実行委事務局電話080(6546)1385。

© 株式会社神奈川新聞社