猫の飼育費用についてもご紹介【最新版】
水を飲んだことが一目でわかる、猫ちゃんのかわいい姿がX(旧Twitter)で注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@torotolo106106」さん。
当ポストには2024年1月26日時点で1万5000件を超えるいいねが集まるなど話題となっています。
また後半では、最新の猫の飼育費用についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
ちょこんと付いた「水滴」
「お水飲んだんだね……口元でわかるよ……」というコメントとともに投稿されたのは、一枚の写真でした。Xで注目を浴びているのは、猫の男の子「おにく」くんです。
おにくくんはケージらしき場所に座り、飼い主さんに視線を送っているようですが……?
モフっとしたかわいらしい口元に注目すると、水滴が「ちょこん」と付着しています。お水を飲んだことが一目でわかる、かわいらしい佇まいにホッコリします。
一方でおにくくんは、雫がついていることに気がついていない様子。「どうしたの?」とでも言いたげな表情も、心をくすぐるポイントですね……!
「隠しきれてない(笑)」「安心しますね」さまざまな感想
おにくくんのほほえましい日常の一コマは、Xで大勢を癒したようです。
ポストには1万件を超えるいいねに加え「隠しきれてない(笑)」「きょとんとしてる顔も良きですね!!」「かわいい~ちょっとだけ残ってる」といった感想が寄せられました。
ほかにも「うちの子もよく付けてます。お水を飲んだのがわかって安心しますよね」などの共感コメントも書き込まれ、ポストは賑わっています。
お水飲んだんだね……口元でわかるよ…… pic.twitter.com/aoBB8a8hER
— とろ、おにく (@torotolo106106) January 21, 2024
普段は「おやつに目がない」という、元気な男の子です!
――普段はどのような子ですか?
「おにく」は食いしん坊です。同居猫の「とろ」のことが大好きな、お兄ちゃんっ子です。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
おやつの入っている箱を開けるだけで一目散に飛びついてきます。
飼い主がキッチンに立つと「おやつを貰える」と勘違いして、足元にスリスリしておねだりしてきます。
――自慢のポイントは何ですか?
おにくは角度によって「別の猫か?」というくらい、顔や体型の見え方が変わるところです。
――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントはございますか?
とろは鼻と肉球がピンク、おにくは鼻と肉球が茶色。そんな2匹は「揃ってお腹が白いところ」がチャームポイントです!
似ていないようで似ている2匹を、今後ともよろしくお願いします。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇
それではここから、「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均
獣医にかかる医療費
- 2018年:2412円
- 2019年:3016円
- 2020年:2918円
- 2021年:3367円
- 2022年:2392円
- 2023年:3400円
猫の保険
- 2018年:1729円
- 2019年:2349円
- 2020年:1758円
- 2021年:2731円
- 2022年:2069円
- 2023年:1988円
市販の猫主食用キャットフード
- 2018年:2599円
- 2019年:2745円
- 2020年:2673円
- 2021年:2978円
- 2022年:2877円
- 2023年:2988円
市販の猫おやつ用キャットフード
- 2018年:1092円
- 2019年:1303円
- 2020年:1241円
- 2021年:1346円
- 2022年:1356円
- 2023年:1562円
上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。
アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに
同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。
「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
- 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
- 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
- 3位 21.5%:別れがつらいから
- 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
- 5位 18.1%:十分に世話ができないから
上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。
猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?
同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
- 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
- 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
- 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
- 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
- 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから
これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。
様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や
動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。
参考資料
- @torotolo106106
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」