吉本入学希望者を前にM-1王者・令和ロマンが大爆発「社員は何もしてくれない」「何も問題が起きていない」

2023年のM―1グランプリで第19代王者に輝いたお笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるま(29)と松井ケムリ(30)が4日、都内で開催された「YCA、NSC合同オープンスクール」で特別講師として登壇。入学希望生を前に、吉本興業へ愛ある毒を込めて約40分間講義した。

まずは若手の登竜門とも言える神保町劇場の設備について。くるまが「神保町はちゃいちい(小さい)ので、ほとんど何もできません」と口火を切ると、ケムリも乗っかり「配信のカメラの画質も低い。古いカメラを使っている」とぼやいた。またそのような舞台の特性を踏まえたライブ作りが大切だと語り、くるまは「こういうことは自分で考えるしかありません。特に社員さんはなにもしてくれません」と自社の自虐で爆笑を誘った。

YCA(吉本クリエイティブアカデミー)、NSC(吉本総合芸能学院)の魅力について尋ねられると、くるまは「やはりお笑いは吉本、吉本興業が一番。吉本興業が最強!本当に年始から何も問題が起きてない」と意味深な発言。ケムリは「問題はあっただろう」とツッコみ、司会のタケトは「吉本所属なのに、こういうことを言えるのがいいところ」と急ぎ足で締めていた。

(よろず~ニュース・髙石 航平)

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