吉備路マラソン 円滑な大会運営を ボランティア集め初の事前説明会

 総社市を発着点に25日に繰り広げられる「2024そうじゃ吉備路マラソン」のボランティアを集めた事前説明会が4日、同市中央の市総合福祉センターで開かれ、当日の活動内容を確認した。

 岡山県内外から募集に応じたボランティアが過去最多の2611人に上ったことから、円滑な大会運営を目指して初めて企画した。これまでは当日朝に説明を行っていた。

 事前説明会には、当日参加を予定している団体や企業の代表ら約60人が出席し、主催する実行委(岡山陸上競技協会、県、市、市教委、山陽新聞社で構成)の事務局を務める市スポーツ振興課職員が、コース沿道の警備や給水所設営、選手誘導といった活動を紹介。ランナーが転倒した際の対応も解説した。

 部員9人が参加するという県立大弓道部のメンバー(19)=情報工学部1年=は「ランナーをしっかりサポートしたい」と話していた。

 大会は全7種目(フル、ハーフ、10キロ、5キロ、3キロ、ランニングイベントの1.5キロと0.8キロ)にランナー計1万2015人がエントリーしている。

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