【サッカー日本代表】伊東純也の所属するランス、同僚GKは「普通に迎え入れたい」

指揮官は「クラブの声明を支持する」。

サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の伊東純也と中村敬斗が所属するフランス1部スタッド・ランスは2月4日、トゥールーズFCと対戦する。この試合を前にした記者会見で、日本での女性問題の週刊誌報道のあった伊藤についてウィリアム・スティル監督は「何も言えません。何が起こっているのか分からない」と慎重に言葉を選んだという。また同僚のGKエフバン・ディウフは情報の限りでは無罪が推定される状況でもあり「普段通りに迎え入れたい」と語ったそうだ。

フランスメディア『Lunion』が2月2日に報じた。31歳の指揮官は「(アジアカップ期間で)彼とは連絡を取っていませんし、何も言えることはありません」と言葉を選び、「私はクラブが発表した声明を支持します。ただジュンヤとは1か月以上会っていないので、何が起きているのか分からずにいます」と、伊東をサポートしつつも、クラブが重視する女性へのあらゆる暴力撲滅のスタンスにも立ち、両者が告訴している現状でのコメントを控えている。

またGKディウフは取材に応じた際、「深刻な事態ではありますが、彼が無実であると信じています。現在は推定無罪であることを考慮する必要があります。彼が戻ってきた時、これまで通り普通に迎えるでしょう」と、伊東を心配しつつも、クラブではこれまで通り接したいと強調している。

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スタッド・ランスはこの試合のあと、2月11日にFCロリアンとアウェーで対戦する。その試合に向けて、伊東がトレーニングに合流することになるか――。

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