福島県喜多方市と米国ウィルソンビル市が姉妹都市締結35周年で記念宣言署名 さらなる交流誓う

記念宣言に署名した遠藤市長(右から3人目)とフィッツジェラルド市長(左隣)ら

 福島県喜多方市と米国ウィルソンビル市の姉妹都市締結35周年を記念した宣言署名式は4日、喜多方市の道の駅喜多の郷で行われ、両市の幅広い交流の促進などを誓い合った。

 署名式には、喜多方市から遠藤忠一市長、小林時夫市議会議長、佐藤富次郎会津喜多方国際交流協会長、ウィルソンビル市からは、ジュリー・フィッツジェラルド市長、クリスティン・アカーヴァル市議会議長、姉妹都市諮問委員会のエイドリアン・スクリッツマイア委員長らが出席し、それぞれ署名した。

 続いて、道の駅内のレストランで歓迎会を開いた。市民ら約50人が出席。遠藤市長、佐藤会長、フィッツジェラルド市長がそれぞれあいさつし、両市のさらなる交流へ期待を寄せた。

 ウィルソンビル市の訪問団一行は8日まで滞在し、小学生や経済関係者らと交流する他、酒蔵見学やソバ打ち体験などを通し、喜多方の文化に触れる予定。

 両市は1988(昭和63)年に姉妹都市関係を結び、相互に高校生らを派遣するなどし友好関係を築いている。

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