ムバッペがついにレアル移籍を決断と報道…PSGも代替選手リストアップか

マドリー行きを決意したというムバッペ[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)が自らの将来について決意を固めたようだ。フランス『ル・パリジャン』が報じた。

昨夏も移籍の噂がありながら、結局PSGに残って活躍を続けているムバッペ。現在のクラブとの契約には1年の契約延長オプションが付帯するが、契約自体は今年6月までとなっており、今夏の動向も注目が集まっている。

先月3日、トロフェ・デ・シャンピオンのトゥールーズ戦後には「まだ決断はしていない」と自らの考えを明かしていたムバッペだが、『ル・パリジャン』によるとついに今夏のマドリー移籍を決断したとのこと。これまでのように考えが変わる可能性はあるものの、実現の可能性が高まっているようだ。

ムバッペは憧れのマドリーへ移籍するタイミングとして今夏が最適だと感じている模様。一方、パリ・オリンピック出場を望んでいることがマドリーとの交渉に影響する可能性もあるとのことだ。

また、PSG側は現年俸7200万ユーロ(約115億4000万円)からの増額を提案したというが、ムバッペ側がこれを拒否。フリーエージェントとしての退団を選ぶことで、1億ユーロ(約160億3000万円)に上るというボーナスも放棄し、現在の給与の半額ほどでマドリーに加わる見込みだという。

なお、ムバッペ退団の雰囲気を感じ取っているというPSGは代替選手をリストアップ。後釜としてミランのポルトガル代表FWラファエル・レオンの獲得を検討しているようだ。

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