北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、王政(おう・せい、左)、郭天翼(かく・てんよく)による対口相声「北京話」。(北京=新華社記者/藍建中)

 【新華社北京2月4日】中国北京市東城区の少年宮劇場で3日、春節(旧正月)を前に伝統話芸「相声(シアンション)」(中国漫才)のイベント、第9回鐘鼓楼相声会が開かれた。2015年に東城区の文化ブランドとして創設され、ファンや関係者から「京城相声愛好者の祭典」と呼ばれている。

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、王政(左)、郭天翼による対口相声「北京話」。(北京=新華社記者/藍建中)

 相声は清代後期に北京外城の天橋地区で興ったとされ、清末には庶民の娯楽コンテンツとなっていた。言葉や動作などで人物を描写し、社会生活や人生の哲学を表現する相声では、豊かな技巧と技能を駆使してユーモアと深い効果を生み出すことが求められる。形式には1人語りの「単口相声」や2人で掛け合う「対口相声」、3人以上の「群口相声」などがある。2008年には国家無形文化遺産に指定されている。

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、金霏(きん・ひ、左)、陳曦(ちん・き)による対口相声「喜劇生活」。(北京=新華社記者/藍建中)

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、金霏(左)、陳曦による対口相声「喜劇生活」。(北京=新華社記者/藍建中)

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、徐濤(じょ・とう、左)、連旭(れん・きょく)による対口相声「非行器」。(北京=新華社記者/藍建中)

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、徐濤(左)、連旭による対口相声「非行器」。(北京=新華社記者/藍建中)

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、董建春(とう・けんしゅん、左)、李丁(り・てい)による対口相声「北京北京、了解一下」。(北京=新華社記者/藍建中)

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、董建春(左)、李丁による対口相声「北京北京、了解一下」。(北京=新華社記者/藍建中)

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、李偉健(り・いけん、左)、亢立飛(こう・りつひ)による対口相声「雑学唱」。(北京=新華社記者/藍建中)

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、李寅飛(り・いんひ、左)、葉蓬(よう・ほう)による対口相声「年夜飯的詩」。(北京=新華社記者/藍建中)

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、李寅飛(左)、葉蓬による対口相声「年夜飯的詩」。(北京=新華社記者/藍建中)

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、李金斗(り・きんと、左)、石富寛(せき・ふかん)による対口相声「歓声笑語」。(北京=新華社記者/藍建中)

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、李金斗(左)、石富寛による対口相声「歓声笑語」。(北京=新華社記者/藍建中)

北京で中国漫才の「祭典」鐘鼓楼相声会

3日、李金斗(左)、石富寛による対口相声「歓声笑語」。(北京=新華社記者/藍建中)

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