いわて純情米PR ロッテ・佐々木朗希投手 JAアンバサダー就任

伊藤運営委員会長(左)と県産米のパネルを手にする佐々木朗希投手

 プロ野球ロッテの佐々木朗希投手(大船渡高出)は、JA全農いわてとの契約に合意し、県産農畜産物をPRする「純情産地いわて」アンバサダーに就任した。佐々木投手を起用したCM放映などを通じ、県産米の全国的な知名度アップと消費拡大につなげる。

 全農いわてはJAグループが販売する「いわて純情米」や県産農畜産物のPRに向け、著名人のアンバサダー起用を検討してきた。佐々木投手は「純情ブランド」のイメージに合致し、全国的にも知名度が高いことから、アンバサダーに選ばれた。

 1日には全農いわての伊藤清孝運営委員会長が、ロッテキャンプ地の沖縄県石垣市を訪問。佐々木投手に県オリジナル水稲品種の「金色の風」529キロ、「銀河のしずく」429キロを贈呈した。

 今後、佐々木投手の広告宣伝活動を通じて「米どころ」としての岩手をアピールし、子育て世代を中心とした県産米の購買動機づくりを進める。具体的には、県内民放4局でCMを放映するほか、チーム本拠地のZOZOマリンスタジアム(千葉市)での広告掲出、大型ビジョンでのCM放映などを予定している。

 佐々木投手は2日に盛岡市内で行われた県産米コンテストの表彰式の席上、ビデオメッセージで「岩手県出身の僕は、岩手県のおコメを食べて野球に打ち込んできた。これからも岩手のおコメをたくさん食べて頑張っていく。一緒に盛り上げていきましょう」とコメントした。

© 岩手日日新聞社