鬼や伝統文化に親しむ福豆鬼節分会（北上市教委、岩崎地区自治振興協議会主催）は４日、同市和賀町岩崎の市立鬼の館で開かれた。「鬼は内、福も内」の掛け声が特徴的な福豆まきや郷土芸能公演が行われ、親子が節分行事を楽しんだ。
「鬼剣舞発祥の地」にちなんだ季節行事で、鬼の館と岩崎地区交流センター、岩崎地区青年会虹色の会“絆”でつくる実行委が主管。新型コロナウイルスの影響により近年は規模を縮小するなど形式を変更しており、４年ぶりに盛大に開催された。
屋外ステージでは各年代による鬼剣舞やひな子剣舞、太鼓演奏、田植え踊りが披露されたほか、標的ぎりぎりを狙って滑走する「寸止め鬼海峡チキンレース」や大声コンテスト、じゃんけん大会など多彩な企画を実施。会場には飲食屋台が軒を連ね、大勢の来場者でにぎわった。
