【山口天気 朝刊2/5】通勤通学の時間は雨・風に注意 夕方頃まで雨は降りやすく 体に堪える厳しい寒さ 低気圧が東へ進む午後から 関東で積雪のおそれ

週末もぐずつく天気が続きましたが、昨夜からはまとまった雨雲が流れ込んできています。未明頃は、雨が強く降った所がありました。この時間も県内には活発な雨雲が流れ込んできています。

前線上に発生した低気圧が、太平洋沿岸を通過することで、大きく天気が崩れていますが、このあとも低気圧や前線から北へ広がる雨雲が県内に流れ込む見込みです。また、低気圧に向かう反時計回りの風によって、午前中は南~東の風、午後は北寄りの風が強く吹く予想です。低気圧が東へ進み、午後は関東都心で雪が降る予想です。都心で積雪となるおそれがあるため、交通の乱れなどに注意が必要です。

県内は朝の時間までが、雨の降り方のピークとみられます。傘をさしても足下が濡れるような本降りの雨となる所がありそうです。沿岸の地域では風も強く吹くため、横から吹き込むような雨の降り方にお気を付けください。替えのタオルや靴下の準備があるとよさそうです。その後も、夕方頃にかけても雨が降りやすく、傘が手放せない天気となりそうです。海上では高波にもお気を付けください。

これから気温はあまり上がらず、ほとんど横ばいの気温変化となりそうです。厳しい寒さで、雨に濡れて体を冷やさないようにもお気を付けください。

あす6日(火)からは、長雨をもたらした前線は西日本からは離れますが、北からの寒気の影響を受けやすい日が続きそうです。日本海側の地域ほど雲が広がりやすく、7日(水)頃までは時雨れる時間があるでしょう。最高気温は、10度から11度くらいの日が多くなる見込みです。きのう4日(日)が立春で暦の上で春となりましたが、まだ空気は冷たい日が今週は続きそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)

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