笑顔のママでいるのってしんどくないですか?

引用元:XiXinXing/gettyimages

●2月5日は「笑顔の日」

「ニ(2)」「コ(5)」「ニコ」の語呂合せからきています。
誰が、この日を笑顔に日にしたのかは定かではありませんが、今日(こそ)は、子どもを叱らずニコニコしていようという気になれるいい日ですよね。
ちなみに、8月8日は「ハッハッハッ~」の「笑いの日」だそうです。

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いい母親でいるのがツライ…

毎日ニコニコと笑顔のママ。理想ですが、みなさんはどうでしょうか?
はい、私は日々角を出して叱っています。
口コミサイト『ウィメンズパーク』でも、ちょっとお疲れモードのママが多く、なかなかニコニコできないと自己嫌悪のコメントが…。

「どんな時も、子どもに笑顔で接し、ママ友ともにこやかにおつき合いするのがきつくなってきました。子どもの手前笑顔でいようと努めていますが、いい母親でいることがキツイ…」

ママ友とのおつき合い、イヤイヤ期の子どもの相手、疲れやストレスが溜まって、いつも笑顔でいるのは難しいですよね。
でも、そんな悩めるママに、心強いコメントがたくさん寄せられていました。

「私の場合は、すごく無理をしています。幼稚園の行事やママ友ランチの後はなんにもできないくらいに気疲れします。そんな日は、ライン通知はOFFにして、子どもと楽しく遊べるところで気分転換です」

「ママ友と仲良くしようと思うと、絶対にしんどくなって嫌になるタイプです。自由でいたいんです、私。協調性がないかも知れないけど、人様にご迷惑をかけるわけもなし。私の世界はママ友で成り立っている訳でもないし。開き直っていいんです!」

「ちびまるこちゃんのお母さん、サザエさんのフネさん、毎日かあさん、のび太ママ、クレヨンしんちゃんのみさえ。誰一人としていつもニコニコ笑顔で子育てしてませんよ。目指すいいお母さんのレベルを実力以上に設定せず、自分らしくいられることがベストなママの姿なのかも」

「良いお母さんを演じているって相当疲れます。みんな心に様々な不満や不安を抱いて暮らしています。安定なんてしているはずがないですよ。落ち込んだり、涙を流したり、一番人間らしい感情です。時に失敗したり、間違っていたり、色々あって人生です」

ひとつの悩みも一人で抱え込んでしまうと、どんどん大きくなって抜け出せなくなってしまうものです。
でも、その悩みは、第三者が客観的に見ると、些細なことであったり、解決を見つけられたり。
いいお母さんにならなくてもいいのですね。毎日(叱る)母さんとしては、ママたちのコメントにとても励まされました。
では、遠慮なく、今日も子どもを叱ることにします(笑)。あっ、でも2月5日の「笑顔の日」くらいは、無理をしてでも笑顔の母さんでいるようにしたいと思います。
(文・井上裕紀子)

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■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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