【中学受験2024】学習塾が勧める「高大接続改革を積極的に進めている中高一貫校」ランキング

学習塾が勧める「高大接続改革の取り組みを積極的に進めている中高一貫校」ランキング2023<1位~10位>

教育に関するさまざまなランキングを発表している大学通信は2024年1月30日、学習塾が勧める中高一貫校ランキング2023の「高大接続改革の取り組みを積極的に進めている中高一貫校」を発表。3位に麹町学園女子(東京・女子)、4位に吉祥女子(東京・女子)、5位に東海大付相模(神奈川・共学)がランクインした。1位と2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

学習塾が勧める中高一貫校ランキングは、大学通信が首都圏の学習塾にアンケートを実施し、271の学習塾の塾長、教室長から回答を得た中から、項目別に独自に作成したもの。項目別に学校を5校連記で記入してもらい、最初の一貫校を5ポイント、次を4ポイントのようにして集計されている。

「高大接続改革の取り組みを積極的に進めている中高一貫校」は、3位の麹町学園女子、4位の吉祥女子、5位の東海大付相模につづき、6位に東洋大京北(東京・共学)、7位に千葉日本大第一(千葉・共学)、8位に中央大附(東京・共学)、9位に土浦日本大中教(茨城・共学)。10位には佐野日本大中教(栃木・共学)や香蘭女学校(東京・女子)、慶應義塾普通部(神奈川・男子)など、同率で11校が並んだ。

3位の麴町学園女子は、教職員と生徒との間に厚い信頼関係がある、明るく和やかな校風が特徴。教養と思いやりの心を備え、自分の得意な分野を見つけ、そのステージで鮮やかな輝きを放つ女性の育成を目指している。高大接続改革の取組みとしては、基準を満たしていれば東洋大学に進学できる「東洋大学グローバルコース」を設置。このほか東京女子大学、共立女子大学、女子栄養大学、成城大学、日本女子大学と連携し、大学の講座や行事への参加、大学の教員による出張講義、オンラインでの在学生交流会や模擬授業などを行なっている。

4位の吉祥女子は、自由な中にも規律があり互いの価値観を尊重しあう校風のもと、ひとりひとりの個性と自主性を発揮し、明るく豊かな学校生活を送れるよう指導している。中高一貫教育により、中学から自分の将来の生き方について考える機会を多く設け、多様な進学先(文系・理系・芸術系)も特徴の1つ。高大接続改革の取組みとして、東京農工大学、東京外国語大学、東京学芸大学、国際基督教大学、順天堂大学と協定を結び、協定校の教員による出張講義や、大学での講習への参加、協定校を訪問するイベントなどを実施。協定校の研究室で研究を進め、探究的な学びを発展させるなど、連携大学と活発に交流している。

大学通信のWebサイトでは、ランキング1位・2位の学校について同様にランキング結果に結びついた分析を紹介。1位・2位は、3位以下に2倍以上の差をつけ、学習塾からの支持を得た。ランキングは1位から27位まで計30校を一覧で掲載している。

【中学入試】学習塾が勧めるランキング2023…高大接続改革を積極的に進めている中高一貫校

その他の「学習塾が勧める中高一貫校ランキング2023」結果

・高大接続改革の取り組みを積極的に進めている中高一貫校

畑山望

© 株式会社イード