「持ち直しの動きが弱まっている」 物価高等影響 2023年12月の有効求人倍率は1.23倍 岩手県内

2023年12月の岩手県内の有効求人倍率は前月をわずかに上回る1.23倍でした。

岩手労働局によりますと、2023年12月の岩手県内の有効求人倍率は前の月を0.02ポイント上回る1.23倍で、2023年4月以降横ばいの状態が続いています。
より直近の雇用状況を表す新規求人倍率は1.80倍で、前の月を0.12ポイント下回りました。前月を下回るのは2か月ぶりです。
物価高や海外からの注文の減少などで新規求人数が減少する一方、新規求職者数が増えています。
岩手労働局は県内の雇用情勢について「持ち直しの動きが弱まっており、引き続き物価上昇等の影響に注意する必要がある」としています。

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