B1長崎ヴェルカ 名古屋Dに競り負け… 延長の末、90-96

【長崎ヴェルカ―名古屋D】第4クオーター2分、ヴェルカの松本がドライブを仕掛ける=県立総合体育館

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)第21節最終日は4日、長崎市の県立総合体育館などで12試合が行われ、長崎ヴェルカは同じ西地区の名古屋Dに延長の末に90-96で競り負けた。通算15勝21敗で順位は西地区6位のまま。
 ヴェルカは第1クオーター、攻撃でのミスが続き、リズムをつかめずに苦しんだ。23-28で入った第2クオーターも名古屋Dに何度も外角シュートを決められ、27点を失って41-55と点差を広げられた。
 ヴェルカは第3クオーターから攻勢を強めた。ボンズの3点シュートなどで徐々に差を縮め、9分に61-65。第4クオーターは5分から、3点シュートを荒谷が3本、ボンズ、パーキンズが1本ずつ5連続で決めて、8分に82-76とした。その後も優位に試合を進めたが踏ん張れず、残り1秒で追い付かれて83-83で延長に入った。
 5分間の延長はヴェルカが先行する展開。2分にパーキンズのバスケットカウントで90-87としたが、その後は得点できず名古屋Dに9点を積み重ねられた。
 第22節は7日、各地で12試合を実施。ヴェルカはアウェーで島根と対戦する。

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