期限切れの水でも捨てずに取っておく! 目からうろこの備蓄術

非常時用に備蓄している水。気がつくと賞味期限が切れてしまい、続けて備蓄しにくく感じたことはありませんか?そう思っていた私が経験者から教えてもらったのは、期限が切れていてもそのまま備蓄していていい!という驚きの情報でした。

我が家では結婚した当初から少しずつ食品や消耗品の備蓄をしてきました。今住む家を建てるときには、狭いスペースでもいいので食品庫を作り、日常的に使えるものを中心に、回転させて常備するローリングストック方式をしています。

この写真はずいぶん昔のものですが、子どもが増えたり、成長したり、家族の好みも変化したりするのに合わせ、ストックするものも多少変化してきました。

備蓄するものの中で1番頭を悩ませるものというと水。重たくて場所も取り、気がつくと賞味期限が切れていて回転するのが難しくないですか?
実は最重要品にもかかわらず、ストックするのが億劫になっていました。

もう水の備蓄はいいかな・・・と思っていた時に、大きな地震を経験した方から伺ったのが「期限が切れた水も捨てなくてもいいのよ」との言葉。
水は飲料水や料理で使う意外に、洗濯や掃除、トイレで流すために生活用水としてたくさん必要なので、期限が切れたものでも非常時には重宝するからとのこと。

もちろんどんどん増えて、置く場所がなくなっていくのは目に見えていますが、それでも期限が切れても使えるという知識は考えれば当たり前のことかもしれませんが、私にとっては目からうろこ。
ムダにならないと思うと、水の備蓄をすることへのストレスが軽くなりました。

■ コツ・ポイント

非常時に備えて完璧に備蓄するのは難しいですが、できることからコツコツ。我が家もまだまだ水も完璧に常備できていませんが、少しでもムリなく回転させつつ食料品や消耗品をストックしています。

水はライフラインが止まった時用で、出番がなければそれでよし。食料品や消耗品の備蓄は、悪阻で外に出る元気がない時や、子どもの体調不良時、感染症予防で外出を控えていた時、震災の時にも重宝しました。セールの時に多めに購入してストックしたものを回転させれば節約にもなります。

暮らしニスタ/よんぴよままさん

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