茨城県下妻市出身でアテネ五輪柔道金メダリストの塚田真希さん(42)を講師に招いた柔道教室が4日、同県水戸市新原2丁目の東日本技術研究所武道館(県武道館)で開かれ、県内の柔道クラブに所属する児童など約120人が楽しみながら技術を学んだ。
県柔道整復師会主催の特別公開講座で、4年ぶりに開かれた。下妻中在学中に柔道を始めた塚田さんは、受け身が嫌いだった一方、「部活の友だち」との交流や畳でごろごろするのが好きだったと振り返った。
組み合って互いに押し合ったり引き合ったりする練習では「柔道は相手の動きに合わせてパーンと技が決まると、とても気持ちいい」と醍醐味(だいごみ)を紹介。児童は2人一組になり、塚田さんから「頑張れ」「行け行け」と声援を受けながら組み合った。
