結果受け入れも「今日は多くで我々に不利だった」 大一番敗北のクロップがレフェリングに不満げ

「あのレフェリーはマン・シティ戦で私にレッドカードを出した」[写真:Getty Images]

リバプールがプレミアリーグ制覇に向かっての大一番を落とした。

首位リバプールは5日の第23節でアーセナルと対戦。1点ビハインドの14分に相手のミスも生かして追いついたが、67分にヴィルヒル・ファン・ダイクとアリソン・ベッカーの連携が乱れ、勝ち越しを許すと、90+2分に痛恨の3失点目を被弾した。

88分にイブラヒマ・コナテが2枚目のイエローカードで退場を余儀なくされたのも響いて、リーグ戦では昨年9月のトッテナム戦以来となる黒星となり、今季2敗目。イギリス『スカイ・スポーツ』によると、ユルゲン・クロップ監督はこう振りかった。

「相手に勢いを与えてしまったね。ポゼッションこそできたが、フィニッシュまでいけなかった。アーセナルが勝ち点3に値すると認める」

「だが、状況が少しおかしかった。我々のゴールはカップ戦と似たようなもの。カップ戦ではもっと大きなチャンスがあったがね」

「ハーフタイム前に枠内シュートなしでゴールを決めたが、そのゴール自体は変なものだった。今日は多くの場面で対応しなければならなかったよ」

一方で、コナテの退場を巡る質問を受けると、「今日は多くで我々に不利だったね」とアンソニー・テイラー主審のジャッジを不満そうに語った。

「あのレフェリーはマン・シティ戦で私にレッドカードを出した。ベルナルド・シウバとモウ・サラーの小競り合いでだ。今日のジョタで同じような状況だったが、レッドカードなしだった」

「最初のイエローカードはカイ・ハヴァーツがコナテをホールドしてのもの。ハヴァーツが倒れ、主審はコナテにカードを出したんだ。ガブリエウ(・マガリャンイス)も(ダルウィン・)ヌニェスに同じことをしたが、カード出ずだった」

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