3月11日で東日本大震災から13年を迎えます。宇都宮大学で4日、震災を風化させず、思いをつないでいくためのイベントが開かれました。
東日本大震災の記憶を語り継ぐ「想い紡ぐ3・11」は、ともしびプロジェクト宇都宮支部が主催したもので、約50人が参加しました。
講演では東京電力福島第一原子力発電所に近い福島県浪江町の出身で、小学6年生の時に震災を経験した横山和佳奈さんが登壇しました。横山さんは現在25歳で、当時住んでいた請戸地区は家や学校が津波で流され、横山さん自身は祖父母を亡くしました。
トークセッションでは、宇都宮東高校附属中1年の石川歩佳さんなど3人と横山さんが「日ごろから大切な人に感謝を伝えて置くこと」など、いつ起こるかわからない災害についての思いや自身が経験したことについて意見を交わしました。
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