ももいろクローバーZ 高城れに単独初主演『最高の家出』作演出 三浦直之(ロロ) 開幕!

パルコ・プロデュース 2024『最高の家出』が紀伊國屋ホールにて開幕。

`09年に劇団ロロを立ち上げ、古今東西のポップカルチャーをサンプリングしながら描く世界観は、ジャンルを超えて注目されている三浦直之。書き下ろし最新作にてパルコ・プロデュース公演に初登場。
今回主演を務めるのは、`23年に結成15周年を迎えたももいろクローバーZのメンバーで、単独での舞台初出演となる高城れに。
共演は祷キララ、東島京、尾上寛之。またロロからは板橋駿谷、亀島一徳、篠崎大悟、島田桃子が出演。

なお、紀伊國屋ホールでの公演後、高知、大阪、高松、仙台、北九州にツアーも。

初日に先駆けて会見と公開ゲネプロが行われた。

会見の様子から___

高城れに
「こうしてみんなで無事に初日を迎えられて、とっても幸せな気持ちです。約1ヶ月のけいこでしたが、私個人としては初めての事だらけだったのですけど、すてきな仲間に私は支えてもらいながら、今日を迎えることができました。私は、作演出の三浦さんの紡ぐ言葉が大好きなので、その言葉を皆さんに届けられるよう、頑張りたいなと思います。」

祷キララ
「稽古がすごく楽しくて、三浦さんが描く全キャラクターが愛おしく、楽しい作品になっているとお思います。見てくれたお客さんに楽しみになってくれたらいいなと思います。」

東島京
「稽古、劇場、、初めてが多かったんです。キャストの皆さま、ストレートプレイも、僕自身の未知が多かった。全員を信じて舞台に飛び込もうと思います。」

板橋駿谷
「三浦くんと一緒に15年、ロロという団体にいます。パルコプロデュースでこんな豪華な皆さんと、取材もこんなにきていただけるとはなぁ〜、今、ここに立てる幸せ、こんな嬉しいことはない。ただただ、楽しいものを届けたいです。」

尾上寛之
「(板橋)駿谷君が稽古場でも雰囲気を作ってくれて、毎日楽しい稽古でした。楽しんで作ったものは、いいものになると信じています。熱量と思いをお客様に届けない。」

三浦直之(作演出)
「2年以上前から準備してきた作品、初日を迎えとってもうれしいです。たくさんのお客様に観てもらえることが楽しみにしています。日常からかけ離れた世界の物語なので、世界観の立ち上げに、稽古をしながら試行錯誤して、不思議な人たちが不思議な世界に暮らす、それがお客さんに届けば良い作品になると、その世界観を作ってくれるのが俳優たちだなと稽古を見て思いました。」

ゲネプロ舞台より点描

あらすじ
結婚生活に疑問を感じ、家出をした立花箒(高城れに)。 道中、無一文になり途方に暮れていたところ、出会った藤沢港(東島京)に「住み込みの働き手を探している劇場がある」と聞き、劇場を訪れる。そこで与えられたのは、舞台上に作られた“模造街”で、ある役を演じる仕事だった。 この劇場ではたった1人の観客のために、7ヵ月間をかけてひとつの物語を上演しているのだが、港が家出したせいで、箒は代役を務めるハメに。 舞台の主演蒔時アハハ(祷キララ)は「相手役が変わるならやらない」とゴネるが、物語の幕は上がり、箒とアハハはチグハグな関係のまま芝居を続ける。 演劇と現実の区別がつかなくなった男、眠りを忘れて働き続ける裏方、舞台上だけ雄弁な言葉を失った俳優。箒は奇妙で愉快な面々に振り回されながら、次第に劇場での暮らしに心地よさを覚え、アハハとの友情を深めていく。 そんなある日、劇場に箒の夫・向田淡路(尾上寛之)が現れ、さらに港も戻ってきて、“模造街”の秩序が崩れはじめる……。 舞台上と舞台裏、それぞれの”家出”が重なり合って生まれる、ファンタスティック迷走ストーリー!

概要
パルコ・プロデュース2024『最高の家出』
日程:2024年2月4日(日)~2月24日(土) 紀伊國屋ホール※地方公演あり
作・演出:三浦直之(ロロ)
音楽:荒内佑(cero)
出演:高城れに(ももいろクローバーZ) 祷キララ 東島京 板橋駿谷 亀島一徳 篠崎大悟 島田桃子 重岡漠 尾上寛之
企画・製作:株式会社パルコ

公式HP:https://stage.parco.jp/program/iede

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