岡山大学は、「介護保険に関する質問にAIが回答するシステム」を開発し、全国に先駆けて岡山大学病院に導入すると発表しました。
介護保険の説明業務を担う「生成AIチャットボット」は、岡山大学学術研究院の長谷井嬢准教授が開発したものです。
無料通信アプリの「LINE」で質問をすると、チャット形式でAIが適切な回答を提示してくれるといい、システムを活用することで患者の利便性向上や病院業務の効率化などが期待されるということです。
(岡山大学 長谷井嬢准教授)「どれくらい便利で、理解に有益なものかということを体感してもらえると思いますので、みなさんに使ってもらえるような文化になればいいなと思います」
今年4月から岡大病院で導入される予定で、介護保険の説明業務におけるAI技術の活用は国内の大学病院では初めてだということです。