京都・城陽市出身のラリードライバー、福永修さんが城陽応援大使に

きょうと城陽応援大使の任命書を受け取る福永さん(右)=城陽市役所

 京都府城陽市出身のラリードライバー・福永修さん(53)が、地元の魅力を広める「きょうと城陽応援大使」に就任した。城陽でラリーに関わるイベントを開催することや、自身の交流サイト(SNS)を活用したPRに意欲を示している。

 ラリーは公道を舞台にタイムを競うモータースポーツで、福永さんは現在日本ランク3位。昨年の世界ラリー選手権最終戦では、50歳以上のマスターズカップで優勝している。

 京田辺市在住だが、実家は城陽で、特産品の金銀糸のメーカー。城陽商工会議所青年部と協力し、地元の山砂利採取跡地を舞台にモータースポーツのイベントを行ったこともある。

 城陽市役所で任命式があり、福永さんは「このまちで選手としての自分も育ててもらった。大使として頑張りたい」と力を込めた。奥田敏晴市長は任命書を手渡し、「世界を股に掛ける選手。新たなまちづくりが進み、躍動する城陽のさらなるPRをしてくれたら」と期待した。

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