【ひと言】明星食品 豊留昭浩社長 全麺改良で17か月連続増収

22年8月から23年12月まで17か月連続で増収を達成した。その間、主力事業の即席麺では2年連続となる価格改定に取り組んだが、並行して“全麺改良”をキーワードにすべてのブランドを新価格に見合った価値ある製品にブラッシュアップ。特に定番の「チャルメラ」と「一平ちゃん夜店の焼そば」が販売好調になっている。

ロングセラーの品質改良は、既存顧客の離反を招くリスクを伴うが、改善すべき点を見極めた上で、長所をさらに伸ばすことを大切にしている。それによって当社ならではのオリジナリティを強化できるし、お客様にもご評価いただけるようになったと感じている。(1月26日の春夏新商品発表会で)

© 株式会社食品新聞社