豊島区の小学生が考案したレトルトカレー発売 100種類以上のアイデアから2種類

都内にあるレトルト食品の専門店で、こちらのレトルトカレーの販売が始まりました。考案したのは、豊島区の小学生たちです。

目黒区・自由が丘にあるレトルト食品の専門店で2月1日に発売されたレトルトカレー。商品の宣伝文句は、「豊成小学校の児童が考えた夢のカレーを商品化しました」…豊島区の小学生たちが考案したカレーなんです。

レトルト商品を製造・販売する「にしき食品」が小学校で講演したことがきっかけで始まった、子どもたちのオリジナルカレー作り。思い思いのアイデアを寄せ合い、100種類以上の中からにしき食品のスタッフがプロの目線で審査し、実現性が高い2種類が商品化されることになりました。

「小学校のカレー」は鶏肉やじゃがいも、にんじんが入った、豊成小学校の給食で出てくるカレーを再現しています。

児童:「学校のカレーの味にとても近く、小学校のあの頃の懐かしさを思い出すような味がとてもおいしいです」

そしてもう1つは子どもの自由な発想が生きたアーモンドミルクバナナカレーで、具材には揚げたバナナが入っています。

児童:「新しい新感覚のカレーで甘いし、甘いけど大人も子どもも食べられるみたいなそのおいしさが、おいしいです」

試食を繰り返して味を決め、パッケージデザインや販売価格も自分たちで決めた子どもたち。こだわりのカレーが商品としてついに販売されるということで、よろこびもひとしおです。

児童:「信じられなくてびっくりする気持ちと、うれしい気持ちがあります。販売されるから買ってみんなで食べようと」「本当に発売できるんだなと思って、すごく周りの人に感謝の気持ち」

2種類のレトルトカレーは、港区と目黒区にあるニシキヤキッチンの店舗とオンラインショップで合わせて3500食限定で発売中です。

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