<サッカー>メッシ出場せず、「金返せ」の大合唱=広告パネルのメッシの顔を蹴って破壊する人も―香港

サッカー界のスーパースターであるリオネル・メッシを擁するインテル・マイアミが香港で試合を行ったものの、メッシが試合に出場しなかったことがさまざまな波紋を広げている。

サッカー界のスーパースターであるリオネル・メッシを擁するインテル・マイアミが香港で試合を行ったものの、メッシが試合に出場しなかったことがさまざまな波紋を広げている。

4日に香港で行われたインテル・マイアミと香港オールスターズの試合は4-1でインテル・マイアミが勝利した。しかし、出場予定だったメッシは試合終了までピッチに立つことはなかった。ファンからは大ブーイングが巻き起こり、「金を返せ!」の大合唱が響いた。この試合のチケットは高いもので4880香港ドル(約9万2000円)で販売されていた。

また、ネット上には、激怒したファンがインテル・マイアミの広告パネルのメッシの顔を蹴って破壊する様子を映した動画が出回っている。

香港政府はインテル・マイアミに、メッシが試合後にキャプテンとして賞を受け取り、サポーターに向けてコメントしてほしいと要請したが、結局メッシはチームの記念撮影のみに参加し、コメントすることなくロッカールームに消えた。

香港政府の報道官は「メッシが今日の試合に出場できなかったことに関する主催者側の手配について、多くのファン同様に非常にがっかりしている。主催者はファンに対して説明すべき」と述べた。

香港・星島網によると、契約ではメッシは45分間プレーすることになっていたが試合直前になってインテル・マイアミ側から出場できないとの連絡があったという。原因は負傷とみられるが、インテル・マイアミのマルティーノ監督は今月2日にメッシの負傷は「軽い」と説明し、「試合に出場する可能性が高い」と語っていた。

なお、インテル・マイアミは7日に国立競技場でヴィッセル神戸と対戦する予定だが、この試合でもメッシは出場しない可能性がある。(翻訳・編集/北田)

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