「当然の引き分けを手に入れた」土壇場で追いつきダービーでドロー、シメオネ監督は諦めない姿勢を称える

劇的同点劇を振り返るシメオネ監督[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、レアル・マドリーとのダービーを振り返った。スペイン『アス』が伝えた。
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4日、ラ・リーガ第23節でアトレティコはアウェイでマドリーと対戦。今季4度目の“マドリード・ダービー”を迎えた。

今シーズンはリーグ戦では3-1で勝利、スーペル・コパでは3-5で敗戦、コパ・デル・レイでは4-2で勝利しているアトレティコ。序盤はマドリーにペースを掴まれ、アトレティコは後ろ重心で戦っていく。

押し込まれる展開となった中で先制を許した中、徐々に盛り返すと、後半に反撃。決定機を作りながらもゴールを奪えず、敗戦かと思われたが、後半アディショナルタイムにディエゴ・ジョレンテが値千金のゴール。1-1のドローに終わった。

土壇場で引き分けに持ち込んだシメオネ監督は、やや盛り上がりに欠けたと振り返り、互いに慎重に戦った結果と分析。引き分けられたことが良かったとした。

「両チームとも弱い試合だった。彼らはゴールを決めたが、エキサイティングな試合とまではいかなかったし、彼らの方が優れていた」

「より慎重で、注意深く、誰もミスを犯したくなかった。後半も同様で、彼らはブラヒムとロドリゴ、我々はグリーズマンとサビッチにゴールがあってもよかった。そして、その瞬間はGKの前にサウールがいた。このゴールのおかげで引き分けとなり、リーグ戦で勝ち続けることに繋がる」

土壇場で勝ち点1を拾う形となったが「私には特に味はしない。それはただの勝ち点であり、チームは最後までそれを模索した。ゴールを目指し続けた結果、当然の引き分けを手に入れたまでだ」とコメント。特別な勝ち点ではないとした。

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