強風の影響で54ホール短縮競技 ウィンダム・クラークが優勝

競技が短縮され、優勝が決まったウィンダム・クラーク※写真は2023年「ダンロップフェニックス」(撮影/松本朝子)

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 4日目(4日)◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇6972yd(パー72)

PGAツアーは4日(日)夜、荒天で5日(月)に順延する予定だった最終ラウンドを行わず、54ホール短縮での競技終了を発表した。これにより、第3ラウンド終了時点で通算17アンダーの単独首位に立っていたウィンダム・クラークが優勝。昨年6月「全米オープン」以来となるツアー通算3勝目を手にした。

開催コースのあるモントレー郡では、強風が吹き続ける予報の月曜朝まで屋内退避命令が出され、午前中にかけて収まる見込みとされているが、安全確保を優先する判断を下した。同大会の54ホール短縮は2009年以来7度目となる。

昨年は3日目の第3ラウンド途中で強風のため順延となり、4日間で全選手が72ホールを終えられず月曜フィニッシュとなっていた。

大会初出場だった松山英樹は通算イーブンパーの71位で終了。次戦は2016年から2年連続優勝を飾った「WMフェニックスオープン」(8日開幕/アリゾナ州TPCスコッツデール)に臨む。

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