トヨタ自動車 一部工場の稼働停止を2月9日まで延長 豊田自動織機によるエンジンの認証不正問題

豊田自動織機によるエンジンの認証不正問題を受け、トヨタ自動車は一部の工場の稼働停止をさらに2月9日まで延長することを決めました。

トヨタグループの豊田自動織機によるエンジンの認証不正問題を受け、トヨタ自動車では1月29日から「トヨタ車体」の富士松工場(愛知県)の第1ライン、いなべ工場(三重県)の第1ライン、吉原工場(愛知県)の第1第2ライン、「岐阜車体工業」(岐阜県)の第1第2ラインの4工場6ラインについて稼働を停止しています。

2月6日以降の稼働については、5日に判断するとしていましたが、トヨタ自動車はさらに、2月9日まで稼働停止を延長することを決めました。

理由については、工程の確認作業を行うためとしていて、今後さらに稼働停止を延長するかどうかについては、8日を目途に判断するとしています。

帝国データバンクによりますと豊田自動織機の取引先企業は、全国で5000社以上に上り、このうち半数が愛知県に集中しているということで、出荷停止が長引けばサプライチェーンにも大きな影響を与える可能性があります。

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