郵船、通期純利益予想を下方修正 子会社譲渡の延期などで

Shinichi Uchida

[東京 5日 ロイター] - 日本郵船は5日、2024年3月期連結業績予想を修正すると発表した。売上高は前年比10.6%減の2兆3400億円(従来2兆2800億円)に上方修正する一方、純利益は同80.2%減の2000億円(同2200億円)に下方修正した。

売上高は不定期専用船や航空運送事業が押し上げ要因となった。純利益は完全子会社、日本貨物航空のANAホールディングスへの株式譲渡と海外ターミナルの共同出資会社ONEへの移管時期が来期に変更になったことが影響した。

© ロイター