2戦連続で4失点敗北のチェルシー、指揮官「誰もが十分ではない。現時点でそれが現実。私自身も含めだ」

「申し訳なく思う」[写真:Getty Images]

チェルシーがまたもプレミアリーグで大敗した。

チェルシーは4日の第23節でウォルバーハンプトンとホームで対戦。19分にコール・パルマーのゴールで先制したが、82分までにマテウス・クーニャにハットトリックを許したりとよもやの4失点を喫し、2-4でリーグ戦2連敗となった。

86分にチアゴ・シウバのゴールも生まれたが、反撃の呼び水とはならず、1-4で敗北した前節のリバプール戦に続く大量失点に。イギリス『フットボール・ロンドン』によると、マウリシオ・ポチェッティーノ監督はこう振り返っている。

「試合の入りは悪くなかった。ああいう形で1失点目を喫して、チームは苦しんだ。自分たちのプレーで勢いづかせ、自信を深めようとしたが、難しかった。エネルギーが低下してからは本当に難しいものだったね。前半のうちにオウンゴールという形で2失点目も許してしまった」

指揮官はまた、「我々の誰もが十分ではない。今のところ、それが現実。私自身も含めだ」ともチームの現状に責任を感じつつ、ここからの巻き返しを目指した。

「今日は我々の不十分さを示すもの。状況に応じて適切なコントロールができなかった。ここに来て、『自分はベスト』だと言いたくはない。現時点で、クラブの歴史に見合っていないのは事実だし、それを受け止め、厳しくいく必要がある。我々は諦めない」

そして、「チェルシーはもっと異なるポジションにいるべきという認識だが、様々な事情でそうなっていない。1つはおそらく我々の実力が足りないからだ」とファンにも謝罪し、共闘を呼びかけた。

「ファンを理解するのは本当に大事。申し訳なく思う。我々も同じく失望しているが、最後まで一緒に戦わないといけない。試合中は良い結果を掴むために力を合わせる必要がある」

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