先制も4失点で逆転負け…チェルシー指揮官は謝罪「全員が十分ではない」

チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、ウルヴァーハンプトン戦を振り返った。4日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

プレミアリーグ第23節が4日に行われ、チェルシーはウルヴァーハンプトンと対戦。19分にコール・パルマーのゴールで先制したものの、前半のうちに逆転を許すなど、4失点を喫した。86分にCKからチアゴ・シウヴァが頭で1点を返したが、反撃はここまで。2-4で逆転負けし、リーグ戦2連敗となった。

試合後、ポチェッティーノ監督は「私たちは全員が十分ではないと思う。私自身ももちろん、はじめに責任がある。今日示したことは十分ではないということに100パーセント同意する」と敗戦を認めながら、次のように続けた。

「状況を適切に管理できなかった。ここに来て、自分が最高で選手たちが最低だなどと言いたくはないが、選手たちは私と同じように責任を取らなければならない。私たちはクラブの歴史と一致していない。それを受け入れる必要があるが、諦めることはできない。努力し続け、変化しようと努力し、もしうまくいっていないのであれば、別の方法で物事を見つけようと決断しなければならない」

なかなか軌道に乗ることができてない現状から、逆転を許して迎えたハーフタイムや試合終了後にはホームサポーターからブーイングを浴びたことにポチェッティーノ監督は「言えることはファンたちに謝罪することだけだ」と語った一方で、今後もサポートが必要であることを強調した。

「私たちにできる最も重要なことは責任を感じることであり、もちろん私たちがいる組織と選手たちを受け入れる必要もある。ファンを理解することも本当に重要だ。私たちは謝罪し、申し訳なく思っている。彼らと同じように落胆しているけど、一緒に全力で戦う必要がある。将来いい結果を出したいなら、私たちは団結しなければならない」

「90分間、私たちはいい結果を得るために協力する必要がある。最終的にパフォーマンスが良くなければ、批判したり、怒ったりすることは当然だ。選手たちは若いし、サポートが必要だ。応援してくれて最後まで残ってくれたファンたちには感謝しなければならない。最後は彼らには自分の望むように行動する権利がある」

「私たちは自信を持って、再び戦うために新鮮な気持ちになる必要がある。彼らは90分間ファンの助けを必要としており、何かを要求しているわけではないが、外に座って選手の走りやプレーを見ていることは簡単だ。その後にストレスをかけられるということは簡単なことではない。だからこそ、今はこの2つの敗北から立ち直るために彼らには声援が必要なんだ」

【ハイライト動画】チェルシーvsウルヴァーハンプトン

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