県内145校の全県立高校の体育館などにエアコンを整備へ 小中学校は国の補助があるも高校は対象外… 愛知県が新年度予算案に費用を計上【独自】

愛知県は、熱中症対策として新年度から4年をかけて、県内すべての県立高校の体育館などに空調設備を整備することがわかりました。

公立の小中学校などは体育館に空調設備を設置する際に国の補助がありますが、公立高校は補助の対象外で空調設備の設置が進んでいない現状があります。

一方で近年の猛暑による熱中症対策は急務となっていることから、関係者によりますと愛知県は新年度以降、県立高校145校のすべての体育館や武道場に空調設備を設置することを決めたということです。

新年度からの4年間で順次整備を進め、整備費の総額は約180億円だということです。

まず2024年度で約45億円の予算を計上し県内36校で74棟を整備し、2025年度4月から使用を開始します。

2025年度以降も同規模で整備を進める方針です。

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