【2024最新】奈良公園の見どころ15選!イベント・祭り、鹿情報、アクセスなども解説

東大寺のほかにも!魅力いっぱいの奈良公園

日本屈指の観光名所として知られる古都・奈良の奈良公園。特に大仏がある東大寺が有名ですが、魅力はそれだけではありません。

ここでは、奈良公園やその周辺の見どころ15選や、奈良公園で行われる伝統的なお祭りの情報などを紹介します。

目次

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1.奈良公園の名所10選

まずは、奈良公園の中にある名所を10カ所、紹介します。

1.東大寺

728年に創建され、約1200年もの歴史がある「東大寺」。東大寺の見どころはなんと言っても高さ約15メートルに及ぶ「奈良の大仏」です。奈良の大仏は金属で鋳造した世界最大級の仏像として知られています。

東大寺を建立したのは聖武(しょうむ)天皇(※)で、完成までに約5年の歳月を費やしたそうです。1180年と1567年の動乱によって焼失したものの、その後25年の歳月をかけて再建されました。

なお、東大寺は1998年に「古都奈良の文化財」(※)として世界遺産に登録されています。

アクセス:近鉄「奈良駅」から徒歩約15分、JR「奈良駅」から徒歩約32分

※聖武天皇……日本の第45代天皇。仏教を深く信仰した。
※古都奈良の文化財……東大寺や五重塔など奈良市内にある8件の遺産が「古都奈良の文化財」としてユネスコ世界遺産に登録された。
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2.春日大社

「春日大社」は、春日山の麓に建てられた神社です。春日大社の背景には春日山の原生林が望めます。

春日山の原生林は今でも原生的な状態を維持していると言われています。その理由は、春日山は春日大社の神山として1000年以上伐採が禁止されていたからだそうです。春日大社と春日原生林は「古都奈良の文化財」に登録されています。

春日大社の境内には、約2000基の石灯籠(いしとうろう)(※)、約1000基の釣灯籠(つりとうろう)が設置されています。灯籠は都を守り平和と繁栄を祈るために設置されたと言われています。

毎年2月と8月には全ての灯籠に火を灯す行事が開催。その光景はとても神秘的で荘厳です。

アクセス:東大寺から徒歩約7分

※灯籠……石や金属などで作られた照明器具。
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3.興福寺

「古都奈良の文化財」のひとつである「興福寺」。約1300年の歴史を誇ります。

境内には古都・奈良を象徴する塔である「五重塔」や、八角形の美しい形を持つ「北円堂」、多くの仏像が並ぶ「東金堂(とうこんどう)」が見られます。

興福寺の歴史を伝える国宝館も必見です。多くの国宝が収められていますが、中でも目にしておきたいのもののひとつは「阿修羅像(あしゅらぞう)」です。像高約153センチメートルの、6本の腕と3つの顔を持つ仏像で、圧巻の存在感を放ちます。

アクセス:東大寺から徒歩約10分、春日大社から徒歩約2分
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4.氷室神社

「氷室神社」はその名の通り、氷の神様を祀る神社です。約1600年の歴史を持ちます。

氷室神社の特徴は、夏季限定でかき氷をお供えする「献氷参拝(けんぴょうさんぱい)」があること。受付で申し込みをするとお布施代わりにかき氷が手渡されます。なお、参拝後にかき氷は食べることができますよ。

毎年5月1日には氷に関係する商売の繁盛を祈願する「献氷祭(けんぴょうさい)」が行われ、こちらも注目。高さ約1メートルの氷の柱が奉納される珍しい祭りで、このために足を運ぶ人も多くいます。

アクセス:東大寺から徒歩約6分、興福寺・春日大社から徒歩約7分
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5.奈良国立博物館

1895年に開館した「奈良国立博物館」。多くの仏教美術が展示され、その数は日本最大規模です。重要文化財を含む貴重な仏像や絵画、工芸品などを見ることができます。

「なら仏像館」は、明治時代(1868〜1912年)に活躍した建築家、片山徳馬(とうくま)が設計しました。フランス美術と西洋美術を融合させた独特の建築様式が特徴です。1969年に重要文化財に指定されています。

毎年秋には「正倉院展」が開催され、歴史的文化財を一目見ようと世界中から観光客が集まります。

アクセス:東大寺から徒歩約5分、興福寺・春日大社から徒歩約7分、氷室神社から徒歩約1分
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6.若草山

奈良公園内にある標高約342メートルの小高い丘が「若草山」です。全体は緑の芝生で覆われていて、眺めているだけで心が洗われるようです。

若草山は登頂も可能で、山麓ゲートから山頂までは徒歩約30〜40分ほど。山頂からは奈良盆地が一望でき、目に焼き付けておきたい心に残る景色です。

毎年1月には、早春を告げる伝統行事「若草山焼き」が行われます。山全体に炎が広がり、冬の澄み切った夜空との対比はなんとも美しく、息を呑むでしょう。

アクセス:東大寺から徒歩約5分、興福寺から徒歩約21分、春日大社から徒歩約1分、氷室神社・奈良国立博物館から徒歩約16分
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7.奈良公園バスターミナル

2019年4月13日にオープンした「奈良公園バスターミナル」。バスターミナルとしての役割のほかに、奈良にまつわる展示品が飾られた展示室や観光案内コーナー、地元の特産品を販売するおみやげ店や飲食店が備わる施設です。

奈良公園を見下ろすことができる屋上庭園にも注目。地上とはまた違った史跡の姿が見られるでしょう。

アクセス:東大寺から徒歩約8分、興福寺から徒歩約3分、春日大社・氷室神社・奈良国立博物館から徒歩約7分、若草山から徒歩約18分
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8.猿沢池

「猿沢池」は、興福寺の隣にある周囲約360メートルの小さな人口池です。池の周りには柳が植えられていて風情たっぷり。水面に映る五重塔と柳の姿は奈良八景のひとつとして親しまれています。

猿沢池の畔には「采女(うねめ)神社」がありますが、采女神社は、天皇に恋し、猿沢池に身を投げた采女(※)の霊を慰めるために建立されたと言われています。

毎年中秋の名月(※)の夜には、采女の霊を鎮め、人々の幸せを祈る「采女祭」が開催されます。

アクセス:東大寺から徒歩約14分、興福寺から徒歩約1分、春日大社から徒歩約4分、氷室神社・奈良国立博物館から徒歩約11分、若草山から徒歩約7分

※采女(うねめ)……天皇や皇后に近侍し、食事など身の回りの世話をした下級の女官。
※中秋の名月……旧暦8月15日の十五夜にお月見をする習わしのこと。中秋の名月は毎年日にちが変わる。
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9.瑜伽山園地

「瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)」は、浮見堂と鷺池(さぎいけ)の南側に位置する約1.3ヘクタールの庭園です。ここは元々は、明治時代(1868〜1912年)から大正時代(1912〜1926年)にかけ財界で活躍した山口吉郎兵衛(きちろべえ)氏の別荘跡地。県による復元整備を経て2020年に一般公開されました。

近代の奈良公園を代表する庭園で、志賀直哉などこれまでに多くの著名人が訪れています。

アクセス:東大寺・興福寺から徒歩約9分、春日大社から徒歩約7分、氷室神社・奈良国立博物館から徒歩約11分、若草山から徒歩約16分、奈良公園バスターミナルから徒歩約14分、猿沢池から徒歩約12分
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10.依水園

「依水園(いすいえん)」は、東大寺と興福寺の間に位置する、四季折々の風景が美しい庭園です。前園と後園の2つから構成されており、前園は江戸時代(1600〜1868年)、後園は明治時代(1868〜1912年)に造営されています。

裏庭からは東大寺や若草山、春日山などが望め、庭園とあわせて見られる風景はなんとも心に染み入ります。

園内にある「寧楽(ねいらく)美術館」には、古代中国の青銅器や朝鮮盛期の陶磁器などが収蔵されており、こちらも一見の価値アリです。

アクセス:東大寺から徒歩約4分、興福寺・春日大社から徒歩約9分、氷室神社・奈良国立博物館から徒歩約7分、瑜伽山園地・若草山から徒歩約17分、奈良公園から徒歩約6分
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2.奈良公園周辺の観光スポット

奈良公園周辺には、奈良の歴史的特色をより深く知ることができる見どころが数多くあります。

11.奈良市ひがしむき商店街

近鉄「奈良駅」に隣接する「奈良市ひがしむき商店街」は、約1300年前の平城京の跡地にあるアーケード商店街です。現在は奈良市内有数の繁華街となっていて、大宮通りから三条通りまで南北を結ぶ通りに数々のお店が軒を連ねます。

なお、なぜ“ひがしむき”なのかというと、平城京が作られた奈良時代(710年〜794年)は西側にのみに民家が建てられていましたが、その家の向きは全部東向きだったからだそう。

観光客はもちろん、地元民にも愛されている商店街です。食べ歩きや買い物が楽しめます。

アクセス:近鉄「奈良駅」から徒歩約2分、JR「奈良駅」から徒歩約15分
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12.中川政七商店 奈良本店

「中川政七商店(なかがわしちしょうてん)」は、1716年に高級麻織物の卸問屋として創業した歴史あるお店です。そんな中川政七商店が2021年4月、奈良市元林院町(がんりいんちょう)に複合型総合施設「鹿猿狐(しかさるきつね)ビルヂング」をオープンしました。

中川政七商店の人気の商品は施設2Fにずらりと並べられ、洋服や布製品の小物などが購入可能。ほかにもここでしか買えない中川政七商店の限定品や奈良の特産品など約3000点の商品が取り揃えられています。

施設内には人気コーヒー店「猿田彦(さるたひこ)珈琲」、ミシュランガイド東京ひとつ星掲載店の「sio」が手がけるすき焼きレストラン「㐂つね(きつね)」が出店。若者を中心に注目を集めています。

アクセス:近鉄「奈良駅」から徒歩約6分、JR「奈良駅」から徒歩約15分
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13.二月堂

752年に創建された、東大寺にある仏堂です。1180年と1567年の戦乱により建物の大部分を失い、現存のものは1669年に再建されたものです。2005年に国宝に指定されています。

毎年3月には、観音様にお供えするお香水(おこうずい)(※)を井戸から組み上げる「お水取り」が行われます。

アクセス:近鉄「奈良駅」から徒歩約23分、JR「奈良駅」から徒歩約40分、市内循環バス「東大寺大仏殿・春日大社前」から徒歩約13分

※お香水……良い香りを放ち、飲むと病が治ったり願いが叶うと当時言われていた水。
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14.ならまち

奈良時代(710年〜794年)に平城京の外京(げきょう)(※)として整備されたエリアです。今でも当時の町屋の面影が残り風情たっぷり。カフェや雑貨店なども多くあり、時間を忘れて楽しめます。

歩いているだけでも十分に満足できる場所で、どこを切り取っても絵になります。撮影スポットとしても人気ですよ。

アクセス:近鉄「奈良駅」から徒歩約2分、JR「奈良駅」から徒歩約1分

※外京……平城京の東側の張りだしたエリア。

15.ならまち格子家

江戸時代(1600〜1868年)末から明治時代(1868〜1912年)にかけ「ならまち」に多く見られた町屋を再現した施設。

入り口が狭く奥行きが長いので、“うなぎの寝床”と表現されることもあります。一方で、2Fに上がる階段は箱を積み重ねた形式の箱階段となっていて、収納スペースを確保。狭い空間を有効的に使えるような工夫がされています。

見学は無料なので気軽に訪れてみるといいでしょう。

アクセス:近鉄「奈良駅」から徒歩約18分、JR「奈良駅」から徒歩約24分
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3.奈良公園のお祭り・行事

奈良公園では1年を通してたくさんのお祭りや行事が行われています。ここでは有名なものをピックアップして紹介します。さらに詳しく知りたい人は奈良公園のHPでチェックできますよ。

若草山焼き

若草山一面を燃やし、春の訪れを告げる伝統的な祭りです。

山焼きは夕方頃から開始。ラッパの合図で地元の消防団員約100人が松明(たいまつ)(※)を持ち、一斉に山に火を放ちます。夜空には約600発の花火が打ち上がり、祭りをより盛り上げます。

開催時期:毎年1月の第4土曜日

※松明……松などの木材や藁を束ねて火をつけたもの。

正倉院展

奈良国立博物館で毎年秋に行われる展覧会です。正倉院宝庫には約9000件にも及ぶ宝物が保管されていますが、毎年秋に勅封(ちょくふう)(※)が解かれます。その勅封に合わせて保管されている宝物が一般公開されます。

60件前後の宝物が毎年新たに公開され、展示品の中には聖武天皇の愛用品などなかなかお目にかかれないものも。公開される宝物はその年によって変わるので、毎年の楽しみにしている人も多いです。

開催時期:毎年秋

※勅封……天皇の命令で封印すること。

中元万燈籠

「中元万燈籠(ちゅうげんまんとうろう)」は、春日大社の境内にある合計約3000基の灯籠に灯りを灯す行事です。灯籠は春日の神を信仰する当時の人々が、家内安全や商売繁盛を願って奉納してきたもので、約800年前から今に至ります。

かつての人々が奉納した灯籠に火が灯ると、境内が朱色の光で染められ、幻想的です。

開催時期:毎年8月14、15日

4.奈良公園の歴史と四季

奈良市の中心部に位置する奈良公園。歴史的建造物が多数残され、園内には多くの花や草木が植えられています。1年を通して様々な美しい姿を見せ、観光客を魅了します。

奈良公園の歴史

奈良公園の正式名称は「奈良県立都市公園 奈良公園」。明治13年(1880年)2月14日に開園し、約1300年の歴史があります。公園の大部分は国有地です。

710年に、日本の首都として「平城京」(※)が作られた奈良。その影響もあり、奈良公園には「東大寺」「興福寺」「春日大社」といった寺院が建てられ、現在は世界遺産に登録されています。

また当時行われていたお祭りや行事は、今も多くのものが受け継がれています。

※平城京……710年から約70年間、政治の中心地だった場所。

奈良公園の四季

奈良公園開園後の明治30年(1897年)に、園内には楓(かえで)や桜、松、杉といった草木が植えられました。草木は奈良公園とともに歴史を歩み、今でも歴史的建造物や自然を彩る景観となっています。

どの季節も美しいですが、特に春は約1500本の桜が花開き、多くの観光客を惹きつけます。寺院とともに見られる桜の花はとても幻想的です。秋には赤やオレンジの楓が公園内を彩り、こちらも趣があります。

5.奈良公園の鹿情報

奈良公園に来たらなんと言っても体験したいのは鹿への餌やり。しかし近年、ルールを守らない観光客が増え問題になっています。

ここでは鹿への餌やりに関する情報や注意点を紹介します。

奈良公園の鹿の歴史

天皇が奈良に都を移す際、武甕槌命(たけみかづちのみこと)(※)が白鹿の背に乗って春日山に奉納されたという伝説があります。以来、奈良の鹿は“神の使い”だと言われているそうです。

特に後ろ足に白い毛が生えた鹿は、神の子の子孫だという言い伝えがあります。見つけることができれば幸せが訪れるかもしれません。

※武甕槌命……日本神話に出てくる剣と雷の神。

鹿せんべい

鹿に与えていいのは奈良公園内の売店で売られている「鹿せんべい」だけです。鹿せんべいは鹿のために作られた、米ぬかと小麦粉を主原料としたせんべい。砂糖や塩、油分は一切使われていない鹿にとって安全な食べ物です。

鹿せんべい以外のものをあげると鹿が体調を崩すおそれがあるので、絶対にあげないようにしてください。

餌をあげる時の注意点

・鹿せんべい以外の餌は与えないこと
・鹿があなたの手荷物を取ることもあるのでカバンをしめるなど注意しましょう
・子鹿には近づいたり触れたりしないでください
・餌は鹿に一気に奪われることもあるので注意し、少しずつ与えましょう。一度にあげようとすると鹿に囲まれてしまいます
・鹿を追いかけないようにしましょう
・鹿に向かって大声を出したり、からかったりしないようにしましょう
・鹿せんべいの包装紙などのゴミはその場に捨てないでください。鹿が誤飲する可能性があります

鹿のお辞儀の意味

奈良公園の鹿が頷いたりお辞儀をするという話を聞いたことがある人もいるかもしれません。鹿がお辞儀のような行為をするのは感謝と捉えている人も多いようですが、鹿にとっては餌を求める催促であると言われています。

鹿がお辞儀をしたら、ついつい可愛らしくて見入ってしまうかもしれませんが、餌をあげずに焦らすと鹿は不安になり攻撃的になることもあるようです。

鹿のお辞儀が見られたら餌が欲しいのだと理解し、鹿せんべいを与えてくださいね。

6.奈良公園までのアクセス

東京、京都、大阪、名古屋などから奈良公園に行く場合、まずは新幹線で京都駅または新大阪駅まで行きましょう。京都駅または新大阪駅からは以下の3つの方法があることを覚えておくといいでしょう。特に便利なチケットを買えば、お得に移動ができます。

※なお、以下の説明には、訪日観光客向けのものが含まれますので、ご注意ください。

JR

「JR」を利用して京都・大阪・神戸エリアから奈良公園に行く場合。以下の3つのチケットがお得で便利です。

【関西エリアパス(Kansai Area Pass)】
概要:関西エリアのローカルJR線とJRバスが乗り放題のチケット
期間:1〜4日間の間で選択可能
<注意点>
新幹線は含まれない
短期滞在ビザを持つ訪日韓国客のみが使用可能

【関西ワイドエリアパス(Kansai Wide Area Pass )】
概要:山陽新幹線(新大阪⇔岡山)やはるか、くろしお、サンダーバード、こうのとり、スーパー白鳥といった特急電車、JR線とJR西日本バスが乗り放題のチケット 期間:5日間
<注意点>
短期滞在ビザを持つ日本への旅行者のみが使用可能

いずれかのチケットを使用してJR「奈良駅」に到着したら、到着後、駅からは市バスもしくは徒歩(約20分)で奈良公園まで行くことができます。

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近鉄電車

名古屋方面から京都・大阪方面に向かうなら「近鉄電車」が便利です。近鉄電車を利用するなら以下のチケットがお得です。

近鉄レールパス(KINTETSU RAIL PASS)】 概要:近鉄電車や奈良交通バスなど指定区間内のバスが乗り放題のチケット。乗り放題となるエリアは購入チケットによって異なる 期間:1日間、2日間、5日間(指定区間が広がる5day plusもある)で選択が可能
<注意点>
短期滞在ビザを持つ日本への旅行者のみが使用可能

近鉄レールパスは近鉄エリアの観光施設の優待券も付いてお得です。1日間、2日間のチケットなら約40施設、5日間のチケットなら約70施設で割引が受けられます。優待が受けられる施設の詳細はこちらから。

近鉄「奈良駅」からは徒歩約8分で奈良公園に着くので、あまり歩きたくない人は近鉄を利用するのがオススメです。

Klookで近畿レールパスを購入する

バス

奈良市内を観光する場合はバスが便利です。「奈良交通バス」の割引パスは3種類。旅程に合わせて選んでください。

・奈良公園・西の京 世界遺産 1-Day Pass
・奈良公園・西の京・法隆寺 世界遺産 1-Day Pass Wide
・奈良・大和路 2-Day Pass

いずれも奈良交通バスが指定日数乗り放題となるほか、60カ所の店舗や施設での特別割引が受けられます。

割引施設の詳細は公式HPを参考にしてください。チケットは奈良駅で購入できます。

まとめ

多くの歴史的建造物がある古都・奈良。中でも奈良公園には世界遺産や国宝に指定されている施設が多くあり、どれも一見の価値ありです。

近くには多くのレストランやカフェもあるので、奈良公園をメインに1日ゆっくりと名所を巡ってみるのもいいでしょう。

All Photos by Pixta

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