「不運だった」土壇場被弾で勝ち点2を落としたレアル、アンチェロッティ監督は次節の首位攻防戦に自信「ダメージを与える」

土壇場ドローを悔やむアンチェロッティ監督[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、アトレティコ・マドリーとのダービーを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
【動画】何度もパス失敗もブラヒム・ディアスが先制ゴール

4日、ラ・リーガ第23節でマドリーはホームでアトレティコと対戦。今季4度目の“マドリード・ダービー”を迎えた。

リーグ戦では既に敗れた相手であり、スーパル・コパでは勝利したものの、コパ・デル・レイでは敗れていたアトレティコ。ただ、この試合では序盤からペースを握っていくことに。すると20分にブラヒム・ディアスのゴールが決まり、先制に成功する。

アトレティコにも何本かチャンスを作られ、後半はアトレティコにペースを握られることもあったが、無失点で耐えることに。勝利かと思われた中、後半アディショナルタイムにマルコス・ジョレンテに一撃を喰らい、1-1のドローに終わった。

試合後アンチェロッティ監督はドローに終わったダービーに言及。良いプレーをできたが不運だったとコメント。来週末には2位のジローナとの直接対決があり、そこで首位を堅持することを誓った。

「我々としては非常に良い試合だった。良いプレーをし、良くコントロールもしたが、土壇場で失点したのは不運だった。我々には高さが足りず、そこで苦しむこととなった」

「我々は勝利に値したが、最後の数分で勝った試合も何度もあった。何も自分たちを責める必要はない。我々は首位であり、来週土曜日には順位表にダメージを与える機会がある」

「チームはとても好調であり、落ち着いている。我々はとても良いサッカーをしており、それがリーグの将来に最も自信を与えてくれる。我々には強いチームがある」

「ケガ人もでたが、全員が貢献し、全員が献身的に取り組んできた。勝つに値したので、我々は満足していない」

「我々はこれまで何度も逆転劇を演じてきており、幸せだった。チームは落ち着かなければならない。満足し、自信を持ち、落ち着いている。首位として、2位に2ポイント差をつけている」

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