「美和おめでとう!本当におめでとう!!!」張本智和が妹のパリ五輪内定に即反応! 日本卓球界史上初の”兄妹”代表入り

注目の日本代表「3枠目」争いが、ついに決着した。

2月5日、日本卓球協会は都内で記者会見を開き、パリ五輪の代表候補選手を発表。女子シングルスはすでに早田ひな(日本生命)、平野美宇(木下グループ)が内定しており、同五輪の団体戦代表候補に張本美和(木下グループ)を選出。東京五輪金メダリストの伊藤美誠(スターツ)は落選した。

注目の女子3枠目は、15歳が掴んだ。1月の全日本選手権では、シングルス決勝で早田に敗れたが、準優勝を果たすなど実力を大きくアピールした。強化本部はその活躍を評価。団体のシングルス、ダブルスでの活躍が期待できる選手として張本の名を発表した。

この報告に美和の兄であり、先月の全日本選手権男子シングルスで優勝を飾った張本智和も即反応。自身のX(旧ツイッター)に「美和おめでとう! 本当におめでとう!!!」と綴り、きょうだい揃ってのパリ五輪出場を祝福。全日本選手権後には、妹の代表入りを熱望するコメントを残しており、その夢が実現した。

日本卓球界では史上初となる”兄妹”でのオリンピック代表入り。ちなみに他競技でのきょうだい代表は柔道の阿部一二三、詩が有名。2人は東京五輪できょうだい同時金メダルを獲得する快挙を達成し、パリ五輪も揃って日本代表入りが内定している。
2年に及ぶオリンピックの代表選考レースに、ついに終止符が打たれた。いよいよ今夏、パリを舞台にした日本代表の戦いが始まる。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社