「可愛がっていた後輩が鬱陶しくなり…また大好きになれる?」お姉さまの冷静すぎる指摘にハッとさせられる

叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。
1月23日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《後輩が鬱陶しいと思ってしまう。また大好きになるには?》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

叶姉妹

お便りの内容は、以下の通り。
《最近、仲のいい後輩がうっとうしいと思ってしまいます。私は大学の3年生で、あるサークルに所属しています》
《そのサークルでは、先輩・後輩での世話役のようなペアが組まれます。初めて後輩に会ったときは、意気投合して必ずペアになりたいと思っていました。運良くその子も私を好きになってくれて、無事にペアになれました》
《しかし、最近は後輩のある態度がうっとうしいと思ってしまいます。例えば、甘え口調で話したり、ボディタッチが多かったり、香水の匂いがキツかったり、私はかわいい子ぶっていたり、触られるのがものすごく嫌いです》
《でも、後輩が甘えたりかわいい子ぶってくるのは私に好かれたい、認められたいという思いが理由だとわかっています。後輩はものすごく優しくて、人のことをよく考えている子です。それをわかっていながら、一緒にいたり面倒を見るのがイヤという自分が悪いのはわかっています》
《今は気にしていないフリをして、面倒見のいい先輩のフリをしています。しかし、関わるたびに内面ムカついている自分が嫌いです。後輩のことは好きです。それを思わせぶりな態度を取って好かれさせたのは私です》
《悪いのは私だとわかっています。どうすれば後輩のイヤなところがあるにも関わらず、また大好きになれるのでしょうか?》

恭子さんはこのお悩みについて、「後輩は別に、いつもの態度と変わらないのかもしれない」と推測した。
「この方のお悩みは、後輩から思うと、これが別にいつもの自分で、ほかの男性に対してとか女性に対しての態度と変わらず、反対に練習すらしてるだけですとか思うかもしれませんよ。(後輩は別にあなたのことを)それほど思ってるわけではないかもしれない」
続けて恭子さんは、「イヤだと思うのであれば、直接言えば良いのになぜそれをしないのか」と指摘する。
「もっと思うのが、この方が、その後輩がする態度とか口調とか香水がとか言うんであれば、具体性が一番わかるものから『それすごくイヤなんだけど、やめてくれない?』って言えば良いことなのになぜ言わないのか」

叶姉妹 / Via Instagram: @kano_sisters007

「本当にその後輩から好かれているのであれば、相談者がイヤだと思うことを素直に話すのは簡単なのでは」と恭子さんは語る。
美香さん「後輩がこの方を本当に思っていて大好きなのであれば、その先輩がイヤだなと思うことは、やっぱり気づいたりするんじゃないですかね」
恭子さん「普通は気づいたりするべきだけど、それがたとえ至らない人であっても、その方にちゃんと、あなたはもうちょっとこんなところを直してほしいなって思うんですよって優しい感じでお話をしてみて」
「(後輩が)『なんであなたにそんなこと言われなきゃいけないの』って言うかもしれませんよ。それはわかんないですが。全然そんなことをトライしてないにもかかわらず、単に後輩にすごい好かれてることだけしか(書いていない)。反対の、深読みすると、自分は後輩からこんなにまで好かれちゃってて困っちゃうなって言ってるようなお話にすら聞こえる」
「『あなたね、私のことをそんなにまで好きなんであれば、これとこれをもうちょっと改めてくれないかしら』って言うのは簡単でしょう。それで、それを言ったら、『あ、そうなんだ。だったらもういいわ』ってどっかに去っちゃうような後輩だったら別に足にしがみついてまで止める必要ないでしょう」
「一度うっとうしいと思ってしまった後輩をまた大好きになれるか」という部分について、恭子さんは「変なの」と共感できない様子を見せた。
「なんで大好きにならないといけないのかって話でしょう。最後のところがやっぱり変なのって(思う)。人様に“変”って突きつけるのは失礼だから、ちょっと変なのって感じ」
最後に恭子さんは以下のように自身の意見をまとめ、回答を締めくくった。
「先輩・後輩関係なく、仲良くしていくつもりがあるんであれば、ちゃんと言って。もう1つは、そんなにどんどん嫌いになっている人を大好きになる必要が何であるのかなって私は思うんですよ」

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