石川県の5日午後2時時点の集計によると、能登半島地震による住宅被害は県内全体で5万2337戸となった。2日の前回発表から2897戸増えた。
市町別では七尾市1万2083戸、珠洲市6933戸、志賀町5112戸、能登町5千戸、金沢市4145戸、穴水町2891戸、輪島市2807戸、中能登町2380戸、羽咋市2128戸などとなっている。
●断水は4万戸切る
断水は穴水町、七尾市、志賀町で復旧が進んだ。断水中の世帯は4万戸を切り、約3万8130戸となった。
災害関連死15人を含む死者は240人と前回発表時から変化はなかった。負傷者は内志賀町で新たに1人確認され、計1182人となった。安否不明者は輪島市9人、珠洲市2人の計11人。
1次避難所には13市町で計7566人が身を寄せている。