「暗い顔をするよりも前を向いて…」卓球・伊藤美誠選手、トレードマークの笑顔のワケは 被災地の復興後押し 福島

東京オリンピックで金メダルを獲得した卓球の伊藤美誠選手が4日、福島県のJヴィレッジを訪れ、卓球教室を行いました。

目を輝かせて待つ子どもたち。視線の先にいたのは、東京オリンピックで3つのメダルを獲得した卓球の伊藤美誠選手です。

Jヴィレッジで行われたイベントは、スポーツを通して被災地の復興を後押ししようと復興庁が開いたもので、卓球教室には60人が参加しました。子どもたちは、伊藤選手の変化を付けたサーブや鋭いスマッシュを受けて、世界トップクラスの技に触れていました。

参加した小学生「速くて回転がかかって打ちにくい球だった」 参加した高校生「本気のサーブを受けてうれしかった。サーブを出したいコースに正確に出せるように練習したい」

試合中の「笑顔」のワケは?

会場では、トークショーも行われました。はじける笑顔が特徴的な伊藤選手。試合中に笑顔を見せるワケとは・・・?

伊藤美誠選手「暗い顔をするよりも上を向いて前を向いて笑っていたほうが、何かいいことが訪れるかもしれないし、何でいま笑っているんだ?と相手は戸惑うと思うので、そこを楽しんでいる」

訪れた人は、普段は聞けない貴重な話に耳を傾けていました。

伊藤美誠選手「みんなが笑顔になってもらえると自分も笑顔になれると思ったので、本当に楽しいイベントになった」

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