山陰最大級の新体育館「米子アリーナ」のイメージ図を公開 市長「ヒゲダンさんなんかも呼べたらうれしい」 供用開始は2027年を予定

2027年に山陰最大級の体育館が誕生します。施設の老朽化などを理由に鳥取県米子市にある体育館など、3つの施設を統合してできる米子アリーナのイメージ図が5日、公開されました。

米子市に建設予定の新たな体育館「米子アリーナ」。

これまで、鳥取県と米子市は、老朽化や運営費の問題を理由に、市民体育館と市営武道館、県立米子産業体育館を統合して、米子アリーナを建設する計画を進めていて、建設事業を請け負う企業グループが決まったとして、市が会見を開きました。

米子市 伊木隆司 市長
「デザインも含めた外観、そして施設の内容、それぞれにおいて高い評価を得られたのがこのたびの提案でした。地域の活力を、市民の皆様と周辺地域の住民の皆さんと力を合わせて維持していきたいです。あるいは、向上させていきたいと思ったときには、それに向けて良い施設ができるものというふうに思っています」

米子アリーナは、現在の市民体育館がある東山公園内に建設される計画で、鉄骨2階建て、延べ床面積1万3000平方メートルを超える、山陰最大級の施設となります。

メインアリーナの収容人数は、4000人以上。サブアリーナや武道場、トレーニング室なども備えるということです。

米子市 伊木隆司 市長
「使い方として、アリーナ方式をとることによって、コンサートとか文化活動にも使えたりだとか、様々な使い道ができる施設をつくらせていただきます。非常にハードルは高いですけど、ぜひ地元出身のアーティスト、ヒゲダンさんなんかも呼べたらうれしいです」

今後、3月の市議会で可決されれば、正式に整備事業が始まり、2027年3月に供用開始予定だということです。

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