少しでも早く復旧の歩みを進められるように… 都が行う能登半島地震の被災地支援活動を報告

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は都が継続して行っている能登半島地震の被災地に対しての支援活動や、2025年に都内で開催される国際スポーツ大会を通じて都が目指す姿をまとめた「ビジョン2025 アクションブック」を紹介しました。

◆能登半島地震 支援状況報告

東京都は、能登半島地震の被災地に対して支援活動を続けています。

都は、地震で被災した人たちが少しでも早く復旧の歩みを進められるよう、支援を行っています。

避難所の運営支援では、施設内や仮設トイレの清掃、簡易シャワーのメンテナンス、食事配膳や物資管理などを行っています。

今回、被害の大きかった断水に関しては、1月5日から順次、職員や工事事業者を派遣し、被災地(輪島市・志賀町)で水道施設の復旧作業を行っています。

1月下旬には、志賀町に続いて輪島市の一部でも水道が通じ、生活用水として使用できるようになりました。
そのほか、給水車による給水活動を行っています。

また、保健・医療従事者の派遣では、災害派遣医療チーム「DMAT」に加え、自治体の健康管理機能を維持・強化するため、保健所職員からの専門チーム「DHEAT」の派遣を開始しました。

1月24日からは、医師・保健師・栄養士などのチームが、石川県の保健医療部門のマネジメントの支援に当たっています。

これまで被災地に派遣された職員は、1月31日時点で、のべ442人となっています。

関連リンク
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1028426/index.html#anc003
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/028/571/20240125.pdf

◆「ビジョン2025 アクションブック」

都は、2025年に都内で開催される国際スポーツ大会を通じて都が目指す姿をまとめました。

「ビジョン2025 アクションブック」は、「全ての人が輝くインクルーシブな街・東京」の実現に貢献するため、2025年に都内で開催される世界陸上とデフリンピックを通じて取り組んでいく方向性や、主な内容などをまとめた指針となるものです。

コンセプトは、「東京2020大会のレガシーを継承・発展」「両大会一体となってウェルネスの向上や社会変革を推進」、そして「2025年を機に、東京に新たなレガシーを創出」の三つです。

「ビジョン2025 アクションブック」は、ウェブサイトで見ることができます。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/01/26/15.html
https://www.sports-tokyo-info.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/vision_2025.html

◆向島百花園「梅まつり」

向島百花園で「梅まつり」が開かれます。

向島百花園の「梅まつり」は、2月10日(土)~3月3日(日)まで開かれ、期間中は、毎日、梅を題材にした俳句や和歌を俳句帳に書く、「梅を詠む」が行われます。11日と18日の日曜日は、浅草雑芸団による「江戸大道芸」が、それぞれ1日3回、披露されます。

12日(月・振休)と25日(日)には、北斎漫画にも登場する「すずめ踊り」が披露されます。

そして23日(金・祝)には、「庭さんぽ ~向島百花園の楽しみ方~」が、午前と午後の2回、行われます。

定員は各回先着10人です。17日と24日の土曜日には、「野草ウォッチング」が、午前と午後の2回、行われます。

定員はそれぞれ先着20人で、いずれの催しも、入園料のみで参加できます。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/12/06/03.html
https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/032/detail/53910.html

番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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