飾らないカレンダーで変わり雛

家にカレンダーがなくてもスマホで月日はわかります。
最近はあえてカレンダーを部屋に飾ることがなくなりました。
今年の大河ドラマ「光る君へ」の放送もあってか源氏物語・華絵巻カレンダーをいただきました。
中を見てみると美しいです。
雅なお姫様と様々な花が描かれたカレンダーをそのままにしておくのは忍びなく
何かに使えないかと考えました。

▼材料

・ カレンダー:1冊
・ ボンド:適量
・ 水のり:適量
・ レース:少々
・ 刺繍糸:少量

■材料と道具

材料はカレンダー、刺繍糸、縁取り用のレースが少しです。

使った道具は
ハサミ
ボンド
水のり
ボールペン
コンパス
カッティングマット
ものさし
ペーパーナイフ

を準備しました。

■切る

カレンダーは2ケ月めくりのものでした。
1ケ月ごとに切りました。
日付部分と絵の部分をそれぞれ切りました。

■カレンダー部分

キッチンのシンク横にカレンダーを貼りました。
2ケ月分を貼って使っています。
100円ショップのシールで用事を色分けして夫婦2人分の大まかな予定表を
作っています。
予定の詳細は手帳に書き込むようにしています。
キッチンに立つたびに確認できるので忘れないために効果的です。
3月になれば2月ははずして4月のカレンダーを貼るという具合です。

■イラスト部分の利用・扇を折る

美しい色合いのイラストは扇を折ります。
17センチ✕17センチの正方形に切ります。
大きさはお好みで自由に変えてください。

■折り方

カレンダーは上質の紙なので折るのに力が必要です。

左上、ボールペンで横線をわかりすいように1センチ間隔で書きました。
実際はボールペンの下書き不要です。
その上をコンパスのとがった部分を利用して線をなぞり折りやすくしました。
キリのようなものでもいいです。
こうやっておくときれいな折り目になります。
強く押しすぎると切れるので手加減してくださいね。

右上、90度横にして中心部4センチあけて、中に折ります。
その形で刻み線を入れたところを山折り谷折りで最後まで折ります。
それを中央で折り曲げたら扇の形になります。

右下、扇中央を糊付けしてピンチで5分挟みます。
ボンドと水のりを半々に混ぜたものを使いました。

左下、下部分中央のみ糊付けしてピンチで固定します。
間があいているところは爪楊枝でのりをつけて形を整えます。

■底の補強

扇を立てて飾りたいので底に写真のように補強の紙を貼り付けます。

■飾りのレース

扇の上の部分にレースをボンドで貼り付けます。
点でボンドを少量つけます。

■ひな祭り風

玄関に飾るお雛様の代わりにしました。
変わり雛です。

■箸置き

色紙の4分の1の大きさで折った扇は箸置きになります。
5ミリ間隔で折りました。
下部を刺繍糸で結ぶとこんな形になります。

■ コツ・ポイント

折り紙は色々なものに変身させることができますね。
変わり雛もでき楽しくカレンダーのリメイクができました。

暮らしニスタ/シンバルさん

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