『第66回グラミー賞®』受賞者にビリー・アイリッシュら テイラー・スウィフトは歴代最多受賞記録更新

『第66回グラミー賞®』の、受賞結果が発表された。

マイリー・サイラスは、アルバム『Flowers』とその表題曲で年間最優秀アルバム、最優秀ポップパフォーマンス(ソロ)を受賞。シザは、「Snooze」で最優秀R&Bソングを受賞。「Ghost In The Machine」での最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)、『SOS』での最優秀プログレッシブR&Bアルバムに続く受賞となる。

テイラー・スウィフトは『Midnights』で最優秀ポップボーカルアルバムと、年間最優秀アルバムを受賞し、「何と言ったらいいか…私のベストフレンド ジャック・アントノフと一緒に仕事をすることができてうれしかったです」とコメント。今回の受賞でフランク・シナトラ、スティーヴィー・ワンダーの記録を塗り替える4度目の同賞獲得で、歴代最多記録更新となった。なお、プロデューサーのジャック・アントノフは、今回より主要部門に移行された年間最優秀プロデューサー(ノンクラシック)を受賞している。

ジェイ・Zは、ドクター・ドレー・グローバル・インパクト賞を受賞。ビリー・アイリッシュは、「What Was I Made For? [From The Motion Picture "Barbie"]」にて年間最優秀楽曲、最優秀映像作品楽曲の2つを受賞。フィニアス・オコネルとともに登壇した。

ヴィクトリア・モネは最優秀新人賞を受賞。さらにアルバム『JAGUAR II』が最優秀R&Bアルバム、最優秀録音アルバム(ノンクラシック)を受賞し、「この賞を15年間目指してきました。この音楽業界を土に例えるなら、私はやっと芽が出てきたように感じます」とコメントしている。

さらに、デュア・リパ、ビリー・ジョエル、シザ、ビリー・アイリッシュ、マイリー・サイラス、オリヴィア・ロドリゴがパフォーマンス。スティーヴィー・ワンダーはトニー・ベネットの追悼として、ジョン・バティステはクラレンス・アヴァントの追悼としてパフォーマンスを行っている。

2月5日には、WOWOWにて『第66回グラミー賞授賞式®』の生中継番組を放送。生中継終了後にはアーカイブ配信も予定されている。

(文=リアルサウンド編集部)

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