大一番に“緊急先発”も何のその! 先制点のB・ディアスが明かすレアル指揮官の至言「出番が来たときに…」

レアル・マドリードのMFブラヒム・ディアスが、4日に行われたラ・リーガ第23節アトレティコ・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

今シーズン4度目となる“マドリード・ダービー”にスクランブル先発となったB・ディアス。元々、先発出場予定だったFWヴィニシウス・ジュニオールがアップ中に負傷したことで、代役に抜擢されたわけだが、先制点を挙げるなど、72分に退くまで期待に応えるパフォーマンスを発揮した。なお試合は、土壇場で同点ゴールを許して、1-1のドローに終わっている。

昨夏にミランから復帰すると、スタメンを張るまではいかないものの、限られたプレー時間で公式戦7得点3アシストを記録しているB・ディアス。そのなかで巡ってきた“大一番”でのチャンスを見事に生かした同選手は「ホセルもウォーミングアップしていたけど、最終的に監督は僕を出すことを決めた。彼はいつも、自分の出番が来たときに、うまくやれるように準備しておけ、と愛情を注いでくれるんだ」とカルロ・アンチェロッティ監督からの至言を明かした。

また、B・ディアスは「完璧な試合をした。勝利に値する内容だったから、この結果に少し不服なんだ。もちろん、相手にはとてもいい選手がいて、ゴールを破るだけの力があるのは事実だけど…。本当にいい試合だった。いくつかのチャンスで試合を決定づけることもできたのにね。そのようなプレーをすれば、きっと素晴らしいことが起こるだろう」と省察しつつ、「悔しいけど、まだ首位だ。僕らはとてもいいレベルでプレーした、勝ちに相応しい…それは分かっているよ。土壇場での失点は残念だったけど、土曜日にも大事な試合がある」と語っている。

レアル・マドリードは次節、2位ジローナとの直接対決に挑むが、B・ディアスは再び大仕事をやってのけるのだろうか。

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