鶏ひき肉であっさりつるん!「鶏ワンタン鍋」

「鶏肉」を使った料理が得意な筋肉料理人さんのフーディストノート公式連載。今回は、鶏むねのひき肉で作る「鶏ワンタン鍋」のレシピをご紹介いただきます。火の通りが早いので、食卓で鍋を囲みながらアツアツを味わってくださいね!

こんにちは、筋肉料理人です。

今日はあっさり&つるりとおいしい「鶏ワンタン鍋」をご紹介させていただきます。

鶏むね肉のひき肉を使ってワンタンを作り、それを鍋で煮ながらアツアツを食べるレシピです。鶏むね肉を使ったワンタンは3分くらい煮れば食べられるので、食事をしながら煮て、火が通ったらその都度、引き揚げて食べるのがおすすめです。ピリ辛のごまポン酢で食べると寒さを忘れて幸せな気分になれますよ。

ワンタンについて

ワンタンは雲を呑むと書いて雲吞=ワンタンと読みますが、字の通り、鍋に浮いた姿は空に浮かぶ雲のようですよね。

つるりとしたやわらかい食感も雲のような、霞のような、口の中ですっと溶けていく、私的にそんなイメージがある料理です。ワンタンと似た料理に水餃子がありますが、水餃子はたっぷり具が入っているのでしっかりめの食事に、ワンタンは軽めの食事に向いています。今日はふわりとしたワンタンを鍋仕立てにしていただくレシピをご紹介します。

「鶏ワンタン鍋」レシピ

調理時間

30分

分量

2人分

材料

鶏ひき肉(むね肉)…200g

長ねぎ…1本

にら…1/4束

ワンタンの皮…30枚

鶏がらスープの素…小さじ2

A

ポン酢しょうゆ…大さじ2

すりごま…大さじ2

おろしにんにく、おろししょうが…各小さじ1/2

砂糖…小さじ1

ラー油…大さじ1/2

B

片栗粉、マヨネーズ…各小さじ2

日本酒…小さじ1

オイスターソース、鶏がらスープの素…各小さじ1/2

おろしにんにく、こしょう…少々

作り方

1. 長ねぎは斜めに切り、にらはみじん切りにします。Aを混ぜ合わせてピリ辛ごまポン酢を作ります。

2. ボウルに鶏ひき肉とAを入れ、粘りが出るまで練ります。粘りが出たらにらを加えて混ぜ、ワンタンのあんのできあがりです。

※鶏ひき肉にマヨネーズと片栗粉を混ぜることで、やわらかいあんに仕上がります

3. ワンタンの皮の周囲を水で濡らし、2のあんを小さじ1程度のせて三角にとじます。

※ワンタンのとじ方はいろいろですが三角とじが簡単で、ひらひらした皮がなめらかでおいしいと思います

4. 土鍋に水600ml、鶏がらスープの素を入れて煮立てます。長ねぎを入れ、食べる分だけワンタンを入れます。3分ほど煮たらワンタンを引き上げ、ピリ辛ポン酢をかけていただきます。

「鶏ワンタン鍋」の完成です!

鶏ワンタンは皮がとろりとやわらかで、ピリ辛ごまポン酢をかけて食べると、ラー油のピリッとした辛味とごまの風味、ポン酢の酸味で口が刺激され、とろりとやわらかなワンタンの皮の口当たりがいいです。

鶏むね肉のあんもやわらかで旨味があっておいしい!火傷しそうに熱々ですが箸が止まらなくなります。ワンタンは一度に全部入れず、食べる分を随時投入しながら食べましょう。締めは麺でも雑炊でもお好みでどうぞ。「鶏ワンタン鍋」、ぜひお試しください。

© アイランド株式会社