阿久井選手、アンジェラが豆まき 岡山・西大寺観音院で会陽節分祭

豆をまく阿久井選手(右端)とKATSUさん(右から2人目)

 岡山市東区西大寺中の西大寺観音院で4日、会陽節分祭があった。観音院は伝統の裸祭り「西大寺会陽」(17日)の会場で、新型コロナウイルス禍を経て4年ぶりに完全復活する会陽を盛り上げようと、実行委が主催。裸衆より一足早い福を求め、家族連れら約2千人(主催者発表)でにぎわった。

 境内の特設舞台に、ボクシングの県内ジム所属選手として初めて世界王座を獲得したユーリ阿久井政悟選手(28)=倉敷市出身=らゲストを含めた約80人が順に登壇。「福は内」の掛け声に合わせ、約2万袋の豆をまいた。

 家族で訪れた西大寺小6年女子(12)は「たくさん取ることができ、うれしい。近所の人に配って福を分けたい」と話した。

 豆まきに先立ち、アニメソング界で活躍する男女2人組音楽ユニットangela(アンジェラ)のライブなどもあった。

豆をまくatsukoさん

© 株式会社山陽新聞社