沖縄発のチャーター便が冬季初就航 経済界も熱視線

沖縄と信州を結ぶチャーター便が冬の時期としては初めて松本空港に到着しました。
長野と沖縄の交流促進へ、経済界も注目しています。
おととい、午前10時すぎ。
松本空港にジンベエザメのデザインが施されたジェット機が着陸しました。
沖縄・那覇空港から来たチャーター便です。
この日の乗客はおよそ118人。
気温差20℃以上ある信州に降り立ちました。

(空から見た山や雪は?)
■沖縄からの乗客
「すごかった!感動しました」

■沖縄からの乗客
「やっぱり山ですね、雪ですね、あと、そば笑」

沖縄を出発する信州へのチャーター便は2021年に初めて就航しました。
これまでは秋の運航でしたがチャーター便の増便のきっかけとして冬シーズンの就航が実現しました。
沖縄へは90人が搭乗。信州と沖縄を2時間50分以内で結びます。

■松本から沖縄へ
「いまの時期こっちが寒いので暖かい所へ行きたいのが一番。(チャーター便は)便利だと思います。羽田空港やセントレア(中部国際空港)へは、そこまで行く手段が大変だと思います」

チャーター便の運航に合わせ沖縄の経済団体が阿部知事を訪問し、将来の定期便の就航に向けて連携をより強めていきたいと話しました。

■沖縄県経済団体会議・石嶺伝一郎議長
「(定期便の運航は)観光のみならずビジネスの面でも交流、ネットワークが生じると思いますので非常に期待できると思っています」

沖縄と信州を結ぶチャーター便は6日も1往復運航します。

© 長野朝日放送株式会社