独サービスPMI、1月改定47.7に低下 根強いインフレ圧力

Maria Martinez

[ベルリン 5日 ロイター] - 5日発表された1月のドイツのHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は47.7と、前月の49.3から低下した。好不況の分かれ目となる50を4カ月連続で下回った。

ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「新規事業が7カ月連続で減少し、減少ペースが2カ月連続で加速した。痛ましい事実だ」と述べた。

インフレ圧力は根強く、コストの上昇ペースは賃金上昇を背景に8カ月ぶりの高水準となった。「製造業とは異なり、サービス業は依然としてインフレの領域にしっかり定着している」という。

雇用は引き続き底堅い。1年先の経済活動の見通しが改善しており、従業員を維持する意欲が強い。信頼感は2カ月連続で上昇し、昨年5月以来の高水準となった。

サービス業と製造業を合わせた総合PMIは前月の47.4から47.0に低下。7カ月連続で50を下回った。

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