「本当に悲しいよ!」伊藤美誠、まさかの“パリ落選”に中国メディアも動揺!「我々は再び伊藤と戦えるのか」【卓球】

日本卓球協会は2月5日、パリ五輪の男女日本代表候補を発表。女子団体要員の3枠目は、張本美和(木下グループ)に決まった。

パリ五輪選考レース3番手の伊藤美誠(スターツ)が落選となり、4番手で急成長を続ける15歳が選出された。このまさかの展開は、卓球王国の中国でも衝撃が広がっている。

中国メディア『捜狐』は「かつて日本卓球を変えた伊藤美誠が、パリ五輪の出場資格を逃した」と銘打った記事を掲載。「伊藤は、2018年ごろ劉詩雯、丁寧、朱雨玲といった中国の主力選手を次々と脅かし、日本で新たな歴史を作った。2021年東京五輪の金メダルからわずか3年で落選するなんて...。本当に悲しいよ!」と嘆いた。
続けて、同メディアは「これは、日本卓球界の競争が本当に熾烈と言わざるを得ない」と日本女子選手のレベルの高さを指摘。「伊藤は先日の会見で『団体戦に選出されても出るかどうかはっきり決まっていない』と無愛想な発言をしたが、選ばれなかった今、それは求めていた結果ではなかったかもしれない」と持論を展開した。

最後に同メディアは「次の五輪は2028年に開催となるが、我々は再び伊藤と戦える可能性はあるのか?」と疑問を呈したうえで、「4年後にまた会えることを願っている!」と締めくくった。

構成●THE DIGEST編集部

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